恋愛において、いつも「重い」と言われて振られる、感情的になりやすくすぐに相手に「鬼電」してしまい後悔する。
などの失恋体験がある女子は、ある程度メンヘラな部分を自覚していると思います。
「メンヘラを治して幸せな恋愛をしたい」と思ったことはありませんか?
今日は、メンヘラとはどういうものか、そしてその治し方をお話ししましょう。
目次
メンヘラの恋愛の特徴
メンヘラの特徴、中でもメンヘラの恋愛にはどのような特徴があるのでしょうか。
極度のさびしがり屋
メンヘラはとにかく寂しがり屋です。
いつでも愛情に飢えており、人から必要とされたがっています。
一人でいることが寂しくていつでもスマホを持ち、SNSやLINEに入り浸って多くの人と繋がりを持っています。
連絡を返すのが遅れると、催促や怒りのメッセージを飛ばすこともしばしばあります。
かまってちゃん
寂しさを埋めるために、存在を必死にアピールしがちです。
恋人になるまでは甘えん坊に思えますが、付き合い始めるととたんに重みが増して負担が大きくなるようです。
期待に答えられないと怒られたり泣かれたりと、感情をダイレクトにぶつけてくることがよくあります。
尽くしたがる
自己肯定感の低いメンヘラは、尽くすことが相手から必要とされる唯一の手段と思い込んでいることが多く、相手の要求を拒否できない人が多いです。
自分を大切にしてくれる人を貴重な存在と捉え、見捨てられないように徹底的に尽くすのです。
一生懸命働いて稼いだお金を相手に渡し、食事を作ってあげたり部屋を掃除してあげたりと、至れり尽くせりしてしまうことも。
捨てられる不安感から、相手が自分に依存するよう振り回しつつ誘導もするので、気付いたときには相手はもうメンヘラの手中に落ちているのです。
自傷行為を行う
リストカットの痕=メンヘラと言っても差し支えがなく、手首にある無数の傷は、メンヘラの代表的な特徴として扱われています。
自尊心が低くて自分に自信のないメンヘラは自分を大切にできません。
そのため、異性に簡単に身体を許してしまったり自分の身体に傷をつけてしまうのです。
メンヘラはその思い込みの強さから、自分の希望や欲求を通さないと気が済まない傾向があります。
「このままでは自分の希望や欲求が通らない」
それを無理に通そうとするために
「相手が断れない雰囲気」
を作ろうと画策します。
ですので、相手に自殺をほのめかしたり、自分の身体を切りつけて気を引こうとするのです。
常に自分のペース
メンヘラは深夜や早朝、仕事中でもお構いなしにメッセージを送ってきて返信の催促をしたり「いますぐ会いに来て!」と無理難題を押し付けてきます。
わざとわがままを言って、相手のきもちを何度も試そうとすることも。
メンヘラは自分の思うように相手が動くことを望むため、相手のきもちや都合に配慮ができないのです。
過去の恋愛がトラウマ
過去の恋愛でひどいめにあって情緒不安定になってメンヘラになるケースです。
信じていた人に裏切られることほどつらいことはないでしょう。
最終的に誰も信じられなくなりメンヘラになるのです。
感情の起伏が激しい
感情の起伏が激しいメンヘラは親しい人や身近な人に感情をダイレクトにぶつけてしまい、感情のコントロールが非常に下手です。
人間関係がうまくいかなくなるとすぐに連絡先を変えたり転職したりします。
人の些細な発言でキレることもあり、周囲の人はどう付き合っていいのかわからなくなることも多々あるでしょう。
メンヘラの治し方
では、どのようにすればメンヘラは治るのでしょうか。
規則的な生活をする
精神的に不安定な人の中には生活習慣が乱れてる人が多いと言われます。
メンヘラを治したいならば、規則正しい生活をおくりましょう。
起床時間と就寝時間をある程度決めておく、深酒をしない、バランスの取れた食事を心がける、適度な運動をするなど、それか一つを実行するだけでもメンタルの乱れはおさまるでしょう。
一度に全部正すのは難しいので1つずつでもいいので習慣づけてみましょう。
きっと今より良い状態になりますよ。
自分を責めない
自分なんてダメだとか生きる価値がないと思うのはやめましょう。
つらい経験をしてネガティブな気持ちになるのは分かりますが、自分を責めると今のダメな自分似変なこだわりが出てしまい、変化することができなくなってしまうでしょう。
今の自分を責めずに認めて前を向くきもちを忘れないようにしましょう。
お金や時間の使い方
自分を大事にする手段の一つです。
自分のために時間やお金を使うことは、自分に価値があることを認識することにつながります。
いままで、恋人に使っていた時間とお金を自己投資に使うのです。
自己投資をすることで自信につながり、自分には価値があると思えるようになるでしょう。
自信がつけば自然とメンヘラも治ってきます。
ネガティブ思考を受け入れる
ネガティブ思考は憂鬱を生み出しますので、あまり良いものではないのは事実です。
しかしネガティブ思考から目を背けてしまっては成長できません。
一度はネガティブ思考を受け入れて、どうしてこのように考えるのだろう?と自問自答してみてください。
このプロセスを経ることで自分の気持ちに気がついて前向きな気持ちになるきっかけとなるでしょう。
他人と比べない
他人と自分を比べるとき、自分の主観でしか考えられません。
人に優劣をつけることはできないし、自己肯定感が低いときは自分に不利な条件でしか評価はできないのです。
世の中にはあなたを求めている人が必ずいます。
自分が認識していないところにあなたを認めてくれる人がいるかもしれません。
人と比べるのはやめて、自身の価値を高めることに集中しましょう。
依存をやめる
メンヘラには依存体質の人が多いですが、それを克服すると精神が安定するでしょう。
特にスマホへの依存は誰かと連絡をとったり、SNSの投稿を確認したりと他人への依存を強めてしまいます。
スマホ依存の対策として、まずは1日の中でスマホを触らない時間を確保することです。
また、人への依存はお互いが疲れるだけで良いことはありません。
相手からの連絡がなく不安になるときでも、1日だけは待ってみるなどルールを決めてみると良いです。
相手を信じ、心にゆとりを持った生活を送れるよう心がけましょう。
趣味を見つける
メンヘラは常に誰かに依存していないと不安になったり、SNSを頻繁にチェックして繋がりを求めることが多いです。
対処法として効果的なことは、夢中になれる趣味を見つけることです。
没頭できる趣味を見つけてネガティブ思考を減らしましょう。
恋愛以外のなにかに夢中になることが大事です。
できれば、外に出てする趣味が一番よいでしょう。
日光を浴びることは憂鬱な気分を減らし、元気なきもちを増やすことに繋がるのです。
感情的になったら離れる
恋人に対して負の感情を持ってしまった時は、感情をおさえられずにそのままの勢いで相手に当たってしまいがちです。
感情的になったまま連絡を取ったり会うことはやめて、まずは一日その問題から距離をおいてみましょう。
感情が落ち着くだけで正解が見えてくることもあります。
むやみやたらに行動に移さないように一度ブレーキを掛けてみることが大切です。
メンヘラを克服して得られること
では、メンヘラを克服してつかめる効果にはどんなものがあるのでしょうか。
失恋の回数が減る
告白しても振られたり、運良く付き合えても自信のなさから起こしてしまう行動で振られてしまったりなどの、失恋の割合が多いのも特徴です。
しかしメンヘラを克服することで自分に自信が持てるようになり、好きな相手にも堂々とアプローチできるようになります。
付き合うことのできた恋人をメンヘラ特有の言動で疲れさせることもなくなるので、自然と恋愛もハッピーな結果に繋がるでしょう。
自分のことが好きになる
メンヘラの多くは、自分の短所や欠点はいくらでも挙げられるけれど、長所を聞かれると途端に言葉に詰まってしまうでしょう。
自分自身のことを誰よりも分かっていないといけないのはやはり自分だと思います。
一番の理解者となる自分が、自分自身を好きになれないのに、誰が自分を好きになってくれるでしょうか?
メンヘラを克服すると自分自身に対して否定的な考えばかりすることがなくなります。
今の自分を受け入れて自分のことがだんだん好きになれるでしょう。
人間関係が良好になる
メンヘラは自分に対して言われた言葉をネガティブに捉えるのが得意です。
なんでもネガティブに捉えられて落ち込まれると、「嫌味ではなくて、本当に褒めているのに・・・」と周囲の人は疲れてしまうでしょう。
メンヘラを克服できると、褒められたことを素直に受けとめることができますし、ネガティブにとらえてしまうことも減ります。
それによって、周囲の人とスムーズなコミュニケーションが取れるようになるのです。
まとめ
メンヘラは「治したい!」と強く思っても、そう簡単に治す事はできません。
毎日できそうな事から少しずつ挑戦していく事で「最近落ち込んでないかも?」とゆっくり改善されていきます。
強引に治そうとしたり今までの習慣を急に全てやめるのは、絶対NGです。
身体と心に大きな負担がかかってしまいますよ。
脱メンヘラを目指すのではあれば、長期戦覚悟で取り組んでみましょう。