最近なにかと話題のメンヘラ。
メンヘラには幅広い意味はありますが、代表的なものに「精神的に不安定」「心を病んでいる」「面倒な性格で周りを振り回す」などの人のことをいいます。
付き合う前からメンヘラだとわかっていれば距離を置くことができますが、好きになってからメンヘラだと気付いた時はどのように対処すれば上手くいくのでしょうか。
今日はメンヘラな恋人への対処法についてお話ししましょう。
目次
メンヘラ恋人とのエピソード
本サイトの読者のエピソードを紹介しましょう。
情緒不安定な彼女
美人でスタイルが良くて、一目惚れがきっかけで付き合った彼女でした。
楽しそうにしていると思ったら急にふさぎ込んだり、もう帰りたいと言い出したりして、話している時に突然泣き出すこともあり、手に負えなくなる状況が何度もありました。
わたしのスマホを確認しないと気がすまないようで、パスワードをかけたらスマホを壊されたこともあります。
常に気が抜けない状態で、どう接すればいいか分かりませんでした。
(27歳・男性・福岡県)
束縛する彼女
とにかく一緒にいないと不安になってしまう彼女でした。
安心させるために、「おはよう」や「おつかれさま」などの挨拶は頻繁にLINEで送っていました。
結構怒りっぽくて無理なことについて断ると「私のことが嫌いなの?」と言って泣きながら怒ったこともあります。
もちろん自分の携帯に入っている女友達の連絡先は全部削除させられました。
男友達と会っている時でも、一緒にいる人と写メを撮ってほしいと迫られたことがストレスでした。
(31歳・男性・神奈川県)
すがりつく彼氏
雰囲気イケメンに弱くて付き合ってしまいました。
付き合い始めてしばらく経つと、よくアクセサリーや洋服をプレゼントされるようになりました。
しかしその頻度がだんだんと増えてきて金額も高くなってきたのである日、負担になるので買わないで欲しいと断ったところ「俺のことが嫌いなの?」と大泣きされました。
その後怖くなってしばらくして別れをきりだしたところ大号泣。
なだめるのも別れるのもかなりの苦労をして大変でした。
(29歳・女性・東京都)
劇場型の彼氏
接客業をしていて人当たりがよく、話が楽しかったのでお付き合いをしました。
すぐに同棲をはじめたのですが、私とのやりとりでなにか気に食わないことがあると、住んでいたマンションの屋上に行って「僕は君にふさわしくないからここから飛び降りる」などとわけがわからないことを言うのでとても困りました。
夜中だろうとお構い無しで、包丁を取り出してくることもあり、怖かったです。
毎回なんとか説得して部屋で慰めていたので、仕事も手つかずになり私もうつ状態になりそうでした。
(32歳・女性・埼玉県)
メンヘラな恋人と上手く接する方法
ではメンヘラな恋人にはどのような対応をすれば、関係がうまくいくのでしょうか
メンヘラになった環境要因
恋人には必ずメンヘラになってしまった原因があります。
背景がわかれば相手がどうしてそのように振る舞ってしまうのかが理解できるようになって、無駄に
イライラすることが少なくなるでしょう。
相手によっては詳しく話が聞けないと思いますが、その場合は無理して聞き出すのは辞めておきましょう。
話を聞き出せそうな相手ならば話をじっくり聞き、相手がそうなった背景を理解してあげましょう。
外に連れ出す
メンヘラは一般的に引きこもりがちです。
外で日光にあたらないで昼夜逆転の生活をすると精神的にも良くありません。
恋人に会う日はできるだけ外に連れ出して、引きこもらせないであげましょう。
軽く散歩をしたり一緒に歩きながら軽く運動をして話をするだけでメンヘラな恋人がうつ状態になるのを防ぐことができます。
前向きな言葉をかけてあげる
メンヘラな恋人は不安が大きく、見捨てられるのではないかとか、本当は愛されてないのではないかといった気持ちで不安定になることが多いです。
そんな不安を解消するためには「一緒に幸せになろう」とか「いつも好きだよ」といった前向きな言葉をかけてあげてください。
信頼でき、安心すると思って貰えればメンタルも改善されるでしょう。
連絡の頻度は話し合っておく
メンヘラな恋人は基本的にLINEや電話の頻度が高いと思います。
忙しくてそれに対応できないと相手が病んでしまう可能性が高いので、お互いに予め連絡の頻度を話し合い了解を得てその範囲内で連絡を取り合いましょう
無理が生じてきたらまた話し合いをして決めます。
感謝の気持を言葉で伝える
感謝の言葉はこまめに伝えましょう。
感謝の言葉を伝えることによって、あなたが相手を必要としていることや、実際に役に立っていることを相手に伝えることができるのです。
メンヘラな恋人の不安を解消するために必要なことですので、忘れないようにしましょう。
褒めてあげる
メンヘラな恋人は感情的であることが多いでしょう。
相手が男性の場合は具体的なところや結果を、女性の場合は気遣いや過程をほめてあげましょう。
とくに、男性はあいまいな言葉では伝わりにくいので明確に伝えてあげましょう。
たくさん笑顔を見せる
人はみんな恋人が笑顔でいることで安心したり喜んだりできるものです。
メンヘラな恋人にとってはなおさらでしょう。
「自分が相手を笑顔にできた」と実感することで幸せを感じ、自信にもなります。
なので恋人といる時はたくさん笑って相手にあなたといて幸せだということを伝えてあげましょう。
笑顔をみせることによって、メンヘラな恋人には、自分に居場所があるように感じてもらえるなどのメリットが多いです。
否定をしない
メンヘラの恋人には共感してあげることが大事です
その行動が間違っているかは別として、「気持ち分かるよ」とか「大変だったね」と、相手の考えは別としてまず共感してあげましょう。
そうすることでメンヘラな恋人は自己肯定感が高まったり、満たされない気持ちが改善していくでしょう。
振り回されすぎない
「ダメなものはダメ」と自分の主張をきちんと伝えて、相手に合わせすぎたり振り回されすぎたりしないようにしましょう。
自分というスタンスは崩さないようにすることが大事です。
メンヘラの恋人は守ってあげたり何でもしてあげたりしたくなると思いますが、手を出しすぎないことです。
共依存の状態になってしまうことがありますので、人としての自立を促すためにも構いすぎないよううにする必要があります。
自分のメンタルが崩壊する前に距離を置く
メンヘラの恋人のメンタルについてとても気になると思いますが、まずは自分のメンタルの方が大事です。
このままでは自分のメンタルがやられてしまうと思ったら、素直に距離を置きましょう。
こだわって関わりを維持してしまうと、自分もメンヘラになってしまいます。
メンヘラな恋人に何を言われても、無理だと思ったら自衛だと思って距離を置くのが大事です。
まとめ
いかがでしたか?
良く言えば、メンヘラな恋人はとにかく相手のことばかりを考えている甘えん坊と言えるでしょう。
しかし、常に監視されているようで怖いとか面倒と思ってしまったら、付き合っていくのはなかなか難しいと思います。
メンヘラな恋人からの言動を「こんなに愛されているんだ」とか「愛してくれる分も自分も同じくらい愛そう!」と思って、広い心で相手と接してあげることが重要になります。
人を変えようと思ってもなかなか難しいものですので、無理にならない範囲で自分の価値観を変えてゆくのが大切です。