フリンジマンと現実の不倫の違い

「とにかく愛人が欲しい」
と願う男たちに、自身の愛人作りのノウハウをレクチャーするコメディ漫画「フリンジマン」。

板尾創路主演でドラマ化もされており、放送時には最近頻繁に話題になっている芸能人の話題と重なり、タイムリーなテーマで人気となっています。

今日はその「フリンジマン」における不倫と現実の不倫の違いについてお話したいと思います。

目次

「フリンジマン」のあらすじ

『フリンジマン』(FRINGE-MAN)は、青木U平による日本の漫画作品。
『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて、2013年第24号から2014年22・23合併号まで連載された。
愛人作りのベテランである主人公が、「とにかく愛人が欲しい」と願う冴えない男たちに、自身の愛人作りのノウハウをレクチャーしていくコメディ漫画である。
2017年に、板尾創路主演でテレビドラマ化された。
ウィキペディアより引用)

 

「愛人が欲しい!」禁断の欲望を口にしたのは、都会の片隅にある雀荘に集まった田斉、満島、安吾たち3人。既婚者が絶対に足を踏み入れてはいけない領域なのはわかっているが、彼らを取り巻く“枯れ果てた結婚生活”ゆえに、強固で実直な願望が溢れようとしていた。だが、愛人を作ると言っても方法が分からない。そこで、満島が連れてきたのは、同僚の井伏真澄(板尾創路)。22歳の頃、初めて愛人を作ったのを皮切りに、最高で同時期に11人の愛人と付き合ったことがあり、現在は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を欲する男性に方法論を教えていた。井伏は、田斉たちの申し出を受ける代わりに、四つの掟を守るように指示を出した。

1.四人の間に秘密を作らないこと
2.四人の愛人作りを互いに全力でサポートすること
3.四人の情報を決して外部に漏らさないこと
4.愛人を愛することも愛されることも禁ずる
全ての掟を話し終えた教授は、「愛人同盟」というチーム名を発表し、愛人を作るため、厳しい指導のもと数々のミッションを与えていくのだった……。

男が本当に好きな物は二つ。危険と遊びである。 なぜ男が不倫をするのか?――それは不倫が最も危険な遊びに他ならないから。

「愛人作り」の果てに待つのは、甘美な天国か、破滅の地獄か・・・。“笑いあり、エロあり、ドキドキすること間違いなし!!”でお送りする前代未聞の不倫HowToドラマ、誕生!
TV TOKYO 土曜ドラマ24 『フリンジマン~愛人の作り方教えます~』より引用)

最近メディアで大きく取り上げられているトレンドのテーマ「不倫」について、一見すると不謹慎な感じがしますが、内容は実に興味深いものとなっています。

「フリンジマン」の名言

この漫画の中に、とても印象に残るセリフがあります。

※※※ネタバレ注意※※※

「愛があるから憎しみが生まれる。感情があるから嫉妬が生まれる。まさに今、あなた方のように。だから、不倫をするならば、愛を捨てねばならないのです。不倫とは、家族、仕事、金、名誉など、全てを失う可能性がある危険で許されざる行為です。しかも、自分だけではなく、家族、相手の人生をも狂わすことがある。その責任と覚悟を持つ者だけが、不倫をする資格があります。あなたや、昨今マスコミを騒がしている不倫で身を滅ぼす芸能人や政治家は、その資格すらない! 不倫をする資格がない者が、不倫をしてはいけないのです」

これは何を意味するのでしょうか。

決してこのセリフは不倫を美化しているのではありません。
不倫というものに対して、教訓、戒めにも近い考え方です。

不倫とは非常に危険なものです。

自分のありとあらゆるものを危険にさらし、傷つけ、失う可能性があるのです。

また、それは同時に自分だけではなく、不倫相手やその家族、周囲の人間の人生も狂わせてしまう場合があります。

また、一見不倫には愛が必要不可欠に見えますが、むしろ逆です。
不倫に愛は必要ないどころか、捨てなければならないのです。

愛が存在することで憎しみが生まれます。感情は嫉妬を生み出すのです。

それらは不倫という関係を非常にリスクのある危険な場所へと連れ去って行くのです。
つまり、愛は不倫にとって脅威であり、相容れないものなのです。

不倫関係になることは簡単かもしれません。
しかし、不倫関係を持つ以上、大きな責任と覚悟がを持たない限り、不倫をする資格はないのです。

二人で楽しい時間を過ごしている時は良いかもしれません。
しかし、後にその刹那的な愛が牙をむいて襲いかかってくるのです。

そうなってしまったら、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。

「フリンジマン」の不倫と現実の不倫の違い

「フリンジマン」の不倫とと現実の不倫の違い

それでは「フリンジマン」の不倫と実際の不倫は何が違うのでしょうか?
やはり根本的に異なるのは感情的な部分です。

「フリンジマン」は漫画であり、ドラマ化もされましたが、やはり現実的ではありません。
そもそも不倫に愛を捨てるというのは極端すぎます。

一般的に不倫関係になる場合、相手への好意から始まります。

その好意がどんどんと膨れ上がっていき、強い感情になります。
その強い感情こそがいわゆる愛なのです。

中には愛とは言わずとも、感情を持たない不倫関係は存在するという人がいるかもしれません。

たしかにセフレ的な関係で体だけが目的の人もいるでしょう。
しかし、そこにはポジティブな感情があるはずです。

「フリンジマン」における不倫とは、言わば不倫をする者にとっての忠告であり、その人と不倫相手が不幸にならないためのアドバイスなのです。

実際、メディアのニュースなどで取り上げられる不倫ネタを思い出してみましょう。

不倫がバレた人たちは、世間に対し、謝罪し、制裁を受ける場合がほとんどです。
中には離婚、慰謝料請求、失職もあるでしょう。

彼らはバレる直前まではバレないと思っており、不倫を楽しんでいたのです。
その後、何かをきっかけにバレた瞬間から反省と後悔が始まるのです。

バレなければよいという考えはもちろんあるでしょう。
そこに不倫相手への配慮はありますか?

バレたら仕方ないという考えもあるでしょう。
バレた後のことを考えたことはありますか?

それが実際にどれほどものか想像したことはありますか?

「フリンジマン」はこういった不倫がもつ計り知れないリスクを皮肉を込めて伝えているのです。

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まとめ

いかがでしたか?

不倫とはありとあらゆるすべてのものを失う可能性のある危険な行為なのです。

それは自分のみならず、自分の周囲の人間、相手、その相手の周囲の人間の人生をも狂わせてしまいます。

作品中に

「愛人作りに愛は必要ない」

という名言がありますが、不倫をするためには愛を捨てねばならないとまで言い切っています。

たかが漫画と思う方もいるかもしれません。
しかし、この漫画には不倫の核心に迫るテーマが描かれているのです。

今一度自分の心に聞いてみてください。

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