突然ですが、あなたは今恋愛をしていますか?
いつの時代も恋愛をするとわくわくして毎日を過ごすのが楽しくなりますよね。
でも最近では、恋愛をしていない男女が多いのです。
多様な性のありかたが認められる時代になり、自分のことを「愛感情を抱かないタイプ=アセクシャルAsexual)」だと思っている人もいますが、心からの小さなサインに気が付いていないだけという可能性もあります。
しかしただ単純に、恋愛感情がわからないとはっきり自覚している男女が大半です。
好きな人が欲しいけれど、恋愛感情がなにかわからないという方。
「好き」の感情を呼び起こしませんか?
今日は、恋愛感情が分からない人向けに、「好き」という感覚を分かりやすく解説してみたいと思います。
目次
そもそも恋愛感情とは?
恋愛感情というのは人を好きになる気持ちです。
しかし「好き」という感情には、恋愛相手として好き、友達として好きなど。いろいろな種類があります。
恋愛の好きという感情の中でも様々なものがあります。
一目惚れのように一気に燃え上がるケースだったり、仲良くなってみてじわじわと好きかも?と感じてきたり、恋愛感情の感じ方は人それぞれです。
さらに、恋愛感情については「恋愛体質」という言葉があるように、個人差が大きく表れる部分であるとも確かです。
よく言われる、「惚れやすい」「惚れにくい」などもその人の個性だと言えます。
なので、今恋愛感情がわからないと思う方は、一気に気持ちが燃え上がるというより、徐々に好きと認識するタイプなのかもしれません。
恋愛ができないと悩む気持ちはわかりますが、人それぞれ感じ方は違うのであまり重く考えず、自分の気持ちをゆっくり分析してみましょう。
恋愛感情が分からない女性の特徴
では、恋愛感情が分からない女性にはどんな特徴があるのでしょうか?
あてはまる項目があったとしても嘆く必要はありません。
少しずつ自分を知ってみましょう。
恋をしたことがない
やはり今まで恋をしたことがないため、恋愛感情がどういうものかわからないという方が最も多いようです。
恋愛感情がわからないため、気持ちを打ち明ける機会を作ることができずに、恋に発展しないまま今に至ってしまったのでしょう。
一人の時間が楽しい
一人の時間が充実している人はその時間が楽しいので、積極的に恋愛しようとはしないようです。
結果的に恋愛感情がなにか分からなくなってしまうようです。
一人の時間が充実しているのはとてもいいことですが、恋愛したいのであれば積極的に出かけて出会いを見つける必要があるでしょう。
仕事に一生懸命
恋愛感情がわからない人には、仕事が忙しいもしくは一生懸命になっている人もいます。
仕事に一生懸命で恋愛をする余裕もなく過ごしてきて、とあるタイミングで出会った人に対して、「これは恋愛感情なのか?友情としての気持ちなのか?」そんな風に初めての感情にわからず悩んでしまうようです。
恋愛に対してトラウマがある
過去の恋愛で相手に浮気をされた、暴力を振るわれたなどのトラウマが原因になっている可能性もあります。
「もう恋愛はしない」と自分で自分の気持ちに封をしている状態です。
この場合は、無理に異性と関わりを持つと逆効果になり、ますます自分の気持ちを抑えることになるでしょう。
恋をしてもいいかな?恋ってどんな気持ちだったかな?と、また恋愛に関心を持てるようになるまで、まずは私生活を充実させましょう。
出会いがない環境にいる
恋愛感情がわからない原因の一つに、出会いがないというものもあります。
ずっと女子校で過ごしてきたり、異性のいない環境で過ごしてきて出会いがなかったという人は、恋愛感情がわからないということが多いようです。
他人に興味がない
他人に対して興味が持てない人も、恋愛に疎くなります。
人を好きになるとその人に対して、自分だけを見てほしい、相手を知りたいという欲望が少なからず生まれます。
しかし、他人に興味がない人は、そういった感情を持つ場面自体が少ないです。
人に興味が沸かなければ、相手を知るきっかけもないでしょう。
まず自分の周囲にいる人たちを見て、良いところを探すように意識してみましょう。
恋心を抱かなくても周囲との仲も深まります。
そうすれば、いずれ惹かれる人と出会えて、好きという感情を理解できるようになるでしょう。
好きな人ができるとどうなるの?
では、好きな人ができた場合はどんな気持ちになるのでしょうか?
あなたは以下のような気持ちになったことはありますか?
会うと不思議と笑顔になる
人を好きになると、その人のことを考えるだけで楽しく幸せな気分になれます。
さらに、実際に会うと一緒の時間を過ごせるという喜びが自然とあふれてきて、会えただけでさらに嬉しくなってしまうものです。
直接会えた嬉しさから自然と笑顔になっているようであれば、人を好きになっている状態と言えるでしょう。
何かしてあげたいという気持ちになる
相手のために何かをしてあげたいという気持ちになると想いが高まり、居てもたってもいられなくなるはずです。
恋愛感情が生まれると、いつもその人のために何かをしてあげたいという気持ちになります。
「○○さんを助けてあげたい」「○○君の役に立ちたい」と思い、行動できることを積極的に探そうとしているのであれば、あなたの気持ちは恋愛感情と言えるでしょう。
異性といるのを見ると嫉妬してしまう
好きな人の気持ちが自分から離れていくのはとても寂しく不安になるものです。
もしも好きな人が自分以外の人に気持ちを向けてしまいそうなら、嫉妬心を抱くことになるでしょう。
他の異性と親しげにしているだけで、なぜかイライラしたり不安になったりするようならば、その人に恋愛感情を抱いている証拠と言えます。
その人が誰か別の異性といるところを見てモヤモヤした気持ちになったことはありませんか?
弱い部分やダメな部分を隠したくなる
好きな人ができれば、いつでも100%の自分を見せていたいと思うもの。
長所や魅力だけを相手に見せていれば、相手の気持ちはが自分から離れる可能性は低くなります。
自分の方だけ見て欲しい、好きになって欲しいという気持ちから、恋愛感情を持っている相手に対して「嫌われたくない」と思って自分の悪いところや嫌な部分は隠しがちな人は多いです。
「この人にだけは嫌われたくない」と強く願う人はいませんか?
一緒にいるだけで安心感を抱く
好きな人と一緒にいるだけで安心感を抱くものです。
この社会で生きていると、周囲の人と上手く付き合ったりぶつかりながら成長して、自分の居場所を見つけます。
誰かといるだけで孤独感がなくなり安心するものですが、恋愛感情を抱いていれば特定の人と一緒にいたいと思うのです。
誰か一人に対して、「この人といるとホッとする」「何もかも受け入れてあげたいし、自分の事も認めてもらいたい」という気持ちが浮かんだことはありませんか?
無意識に目で追ってしまう
人を好きになると、自分では意識していなくても、気が付いたらその人のことを目で追っていたなんてことがあります。
うっかり相手と目が合ってしまえば、見ていたのばれちゃったかも!と焦ってしまうようならば、その人に対して恋愛感情を抱いてると言ってもいいでしょう。
ずっと目で追っていたら、その人に好意を持っていることが周りの人に気づかれてしまったなんてこともあるかもしれません。
無意識にやっていることなので自覚がなく、周りから指摘されて気がつくととても恥ずかしいものがあります。
近くにいて触れたい
女性は男性よりも触覚に敏感です。
触れ合うことで好きな人と近くにいることをより実感して満足します。
また、触れることで自分の気持ちを伝えたいというところもあります。
スキンシップすることで気持ちが安らぐという部分もあり、一説には、好きな人と30秒間抱き合うことで、抱えているストレスの三分の一が解消できると言われているほどです。
手で触ったり抱きしめることが簡単にできる距離は「密接距離」と言われ、一般的に言われるパーソナルスペースという他人と取りたい距離を超えた近い距離になります。
心を許している相手だからこそ近づきたいと思うのです。
抱き合ったり、手を繋いだり、そうしたことがしたいのはその人のことが好きだからと言えるでしょう。
もっと相手のことを知りたい
片思いか両思いかに限らず、好きな人のことはどんなことでも知りたくなるものです。
好きになると独占欲が出てきてしまうせいです。
相手の特別な人になりたいと思い、相手について知ることで自分の独占欲を満たしたいと思うのです。
相手のことを知ることができれば、自分は相手にとって特別な存在だと思えます。
また、相手を知ることができれば、共通の話題で話をするなどの、適切にアプローチすることができるのです。
毎日が楽しくなる
好きな人ができると、毎日が楽しくなります。
学校や職場で「今日も好きな人に会える」と思ったら、自然と気持ちが高揚して、何気ない日常が楽しみに感じます。
「好きな人がいると世界がバラ色に輝く」という言葉を聞きますが、それくらいに好きな人の存在によって、毎日が明るく感じられるのです。
そうなれば嫌なことでも頑張ろうと思えますし、普段よりも色々なことに対して活動的になれるのです。
連絡を待ってしまう
相手との関係が友情であれば、連絡が来なくてもあまり気にはならないでしょう。
連絡がなくても忙しいんだろうなと割り切ることができますし、ラインのやり取りが途絶えても、何故だろうとは思わないでしょう。
しかし、恋愛感情は違います。
連絡が来ないとソワソワしたり、自分が変なメッセージを送ったのではないか心配になったり、不安になったり寂しくなったりします。
スマホを何度も触って連絡が来ていないかチェックする人もいるでしょう。
連絡ひとつで一喜一憂してしまうのは、相手に対して恋愛感情を抱いているといえるでしょう。
恋愛感情を知る方法
「好き」という感情を知りたいという人のために、恋愛感情を知るための具体的な方法をご紹介します。
手軽に試せるものが多いですが、時間がかかったり勇気が必要な方法もあります。
自分に合った方法で、恋愛感情についてさらに深掘りしていきましょう。
恋愛映画を見る
恋愛のお手本として、恋愛映画を観るのも「恋愛感情がわからない」という人にはおすすめです。
どちらかと言えば、「好きってなに?」「恋愛経験がないので、恋する気持ちがわからない」という、恋愛初心者の方にはとくにおすすめしたい方法です。
非現実的なハッピーエンドの恋愛映画もあれば、失恋したり好きな人が亡くなったするような辛い恋愛映画など、さまざまな種類の恋愛をみることができるのがメリットです。
出会いの場に足を運んでみる
あなたが行動派であれば、実際に出会いの場などに足を運び、人と話したり異性と出会うのがよいでしょう。
そしてその中で「わからない」というモヤモヤを解消する方法をおすすめします。
生身の人間と話す事で、リアルに「この人とは合わない」「あの人とは合う」など感覚的な違いが掴めてきます。
その中で、「好き」という感情に紐づけられる人と出会うことができれば、少しずつ「好き」という気持ちを理解することができるでしょう。
他の人の恋愛話に耳を傾けてみる
「自分の恋愛感情はわからないけど、友達の話には共感できる」という人には、同性・異性に関わらず、他の人の恋愛話に耳を傾けてみるのも一つの方法です。
「わからない」と感じることは、自分よりも「わかっていそう」な人のアドバイスを求める事で解決する事があります。
もちろん、恋愛を完璧に理解している人はそうそういるはずもありません。
しかし経験の多い人の意見は参考になるかもしれません。
周囲の人に対する好きという感情の違いを考えてみる
様々な「好き」という感情を整理するために、自分にとって恋愛対象になる相手に感じる感情と、そうでない相手に感じる感情との違いを見極める必要があります。
一緒に遊びに行ったら・・・
帰り道が偶然一緒になったら・・・
相手に好きだと言われたら・・?
様々なシチュエーションを想像する中で、それぞれどのように感じるでしょうか。
それによって、恋愛感情の有無を知る事ができるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今日は、恋愛感情がわからない方へ、「好き」という感情について検証しました。
特に年齢が若い方は、まだそこまで理路整然と「好き」という気持ちを理解する必要はないでしょう。
急に「好き」という火がつくのではなく、だんだんとジワリジワリと火がつく人もいるので色々と考える必要はありません。
とにかく拒絶せず、人を受け入れるような気持ちでいれば、徐々に「好き」という気持ちが自然と出てくるはずです。
焦らずに待つのも一つの方法と言えるでしょう。