「疑ったらきりがないんだけど・・・」
「最近、旦那の様子が明らかにおかしい」
「不倫しているに違いない!」
女性の直感はよく当たります。
特に男女の関係には敏感です。
私は旦那から他の女性の存在を感じさせる雰囲気察知し、不倫調査を決行しました。
今日は私の体験を元に旦那の不倫を調べる方法をお話したいと思います。
目次
ある日、旦那に不倫疑惑が!?
数年前の話になりますが、私は旦那の不倫を疑いました。
きっかけは旦那の帰宅時間の遅さが目立ったこと。
普段ならそんな事全く気にも止めないのに、この時はやけに気になってしまいました。
これぞまさに「女の直感」という感じでした。
その他にもほのかに女性の香水の匂いや、可愛らしい絵文字のLINEのやりとりなど、数え上げたらきりがありません。
しかも、一度気になりだしたらもう止まりません。
「こうなったら徹底的に調べ上げてやる!」
私の心は地獄の業火のように熱く燃えていました。
とにかく証拠を見つけないと!
旦那の不倫疑惑が発生したものの、「怪しい」と感じることはあっても、決定的に問い詰められるような証拠は見当たらず。
「もし、旦那が本当に不倫してたらどうしよう・・・」
「問い詰めてもうまくかわされちゃうかも・・・」
「実際は不倫じゃなくて、私が一方的に疑ってただけだったら私たちの関係は悪化するかもしれない・・・」
不安と焦りが次第に大きくなってきました。
「とにかく白黒をつけるためにも、証拠を見つけないと!」
私はこの時、旦那の不倫が黒であっても白であっても受け入れる覚悟を決めました。
いざ、行動開始!
覚悟を決めた以上、前に進むしかありません。
まずは、パソコンやスマホで「不倫 調査」、「不倫 調べる方法」などで検索し、情報収集を始めました。
そもそも不倫調査自体はじめてだったので、ゼロからのスタートでした。
右も左も分からず不安でしたが、当時はとにかくやるしかないと心に決めていました。
検索すると、不倫に関連する様々な広告が出てきました。
不倫を調査する探偵会社、不倫に対する慰謝料請求をするための弁護士事務所などなど。
この世の中で不倫で悩んでいる人は私だけではないようです。
探偵を雇って不倫調査
まずは不倫調査のプロについて調べました。
俗に言う「興信所」や「探偵事務所」です。
ネットでも多くの広告があり、種類や料金もさまざまでした。
「やっぱりプロに依頼するのが一番確実かも」
相談無料という謳い文句に背中を押され、まずは探偵事務所に問合せしてみることにしました。
探偵を雇うとどんな事をしてくれるの?
そもそも探偵事務所(私立探偵)はどんなことをしてくれるのでしょうか?
探偵が行う仕事は主に家出人探しやストーカー対策、盗聴器の調査です。
その中でも依頼の8割以上が浮気調査(不倫調査)なのです。
驚きの数字ですが、それだけ需要があるんです。
探偵は弁護士から依頼を受けることも多く、慰謝料請求などに関しての証拠集めなどを行います。
探偵と弁護士はよくタッグを組むことがあるそうです。
具体的にはGPSなどを使用して行動パターンの把握、備考や張り込みなどです。
メリット、デメリット
メリットは経験豊富なプロが対応するため、証拠などの情報が集まりやすく、その質も高いです。
ただ情報をかき集めるのではなく、「有力な」証拠を集めてくれるのは心強いですね。
また、非常にバレにくいのも特徴です。
デメリットはお金がかかること。
当たり前ですが探偵もボランティアではないのでお金はかかります。
料金相場について
気になる探偵の料金相場ですが、各探偵事務所によって料金体系が全く異なりました。
実際のところ、値引きなど柔軟に対応してくれるところもあり、相場という相場が定まっていないという印象でした。
【時間制】
1時間あたり1名が対応する時の金額が決まっているシステムです。
大手の探偵会社だと約5,000円(1時間1名)が相場です。
別途交通費や撮影料、録音料などがかかる場合もあります。
稼働した分だけ費用が発生します。
基本料金が設定されている場合もあるのでよく説明を理解してから選びましょう。
【パック制】
ある特定の期間、時間、対応内容をパッケージしたシステムです。
予算が決まっている場合はおすすめです。
例えば、20時間○○円、3日間○○円など調査報告書まで全て含まれている場合も多く、分かりやすいのが特徴です。
相場は3日間(15時間)の調査で25万円前後になります。
【成功報酬制】
手始めにいくらか着手金を支払い、調査が成功したら成功報酬として支払うシステムです。
ただし、このシステムはトラブルになることも多いです。
どこまでを調査成功をするのか曖昧な説明をする業者も多いので注意して下さい。
また、成功報酬の相場は他の2つのシステムより割高です。
詐欺まがいの悪質業者も多く、80万円以上かかるケースも少なくありません。
探偵を雇うにあたり必要なこと
まずは目的をはっきりさせること。
これは料金にも大きく影響します。
不倫調査を依頼すると言っても、どこまで調査してほしいのか、例えば、不倫相手と2人でホテルに入る現場写真が欲しいのか、それともどこにいるのかを調べてほしいのか、探偵に依頼する内容を明確にしないと料金はかかる一方です。
また、対象者の情報をなるべく詳細に伝えることも大切です。
分かる範囲での行動パターンや、証拠を押さえやすそうな情報などあれば調査も一気に進みやすくなります。
ただ依頼するだけではなく、依頼者側も協力的になることが重要です。
目的は何なのか?
復縁するため?
離婚するため?
慰謝料請求のため?
これを明確にした上で相談しましょう。
自力で不倫調査
上記の探偵を使って不倫調査はやはり金銭面がネック。
正直な話、聞くだけはタダでしたが、コツコツとへそくりを貯めている専業主婦の私には手が届きませんでした。
そもそもそんなに大金を使ったら旦那にバレます。
何か他にいい方法は無いものかとその後もパソコンとスマホを駆使して検索。
同じ境遇の人たちは意外に多いようで、みんな知恵を絞りあってブログやSNSなどで情報を共有していました。
実際に私は自力で不倫調査をすることに決めました。
お金をかけずに不倫調査
もちろんお金をかけずに自力で不倫調査をすることもできます。
時間の許す限り徹底的に調査したい人におすすめです。
しかしながら注意点もあります。
自分で不倫調査をする場合、素人も同然ですからバレるリスクは高いです。
また、自力で調査することで逆に割高になる場合もありますし、集めた証拠が全く役に立たない場合もあるので、そこは自己責任の上で進めましょう。
ここがポイント(不倫を見抜くチェックポイント)
【携帯、スマホチェック】
基本中の基本。
特にスマホの場合はロックがかかっていても通知機能で内容が確認できる場合が多いです。
仕事用と言う体で2台持ちをすることもあります。
LINEやカカオトークなど複数のメッセージアプリを使用している場合は要注意です。
※限定的ではありますが、iPhoneユーザーでsiriを起動させ、「○月○日の写真」と疑惑の日時の写真を出させるという強者もいるようです。
Androidなら「OK google」ですね。
恐るべし音声認識!
【パソコン】
パスワードロックがかかっていることも多いですが、意外に見落としがちなのが、文字入力ソフトが学習して、よく使用する入力語句を覚えている場合があります。
人名やかわいい絵文字、甘えるようなセリフが出てきたらアウトです。
【帰宅時間】
残業は言い訳しやすいので頻度が増えてきたら要注意です。
私の場合はこれですね。
1時間程度の残業ならおかしくはないですが、3時間以上となると不倫相手と会うには十分な時間。
帰宅した時の態度にも気を配っておくと異変に気づきやすいです。
【セックスレス】
人間の性欲は本能です。
もちろんセックスレスは欲求不満になるでしょうし、それを解消させたいのも当然です。
相手が自分を求めてきても自分が乗り気ではない時もあります。
そんな毎日が続いていると自然と不倫のきっかけが生まれやすいです。
【イベント日の前後】
クリスマスやバレンタイン、誕生日などのイベント日は家族と過ごす場合が多いのが普通です。
不倫相手とわざわざそのタイミングを狙って会うリスクはあまり考えにくいです。
逆にイベントの前後が要注意。
特に週末などは不倫をする絶好のタイミングです。
普段から相手のスケジュールを把握しておく習慣をつけておきましょう。
有効なテクニック
【共通の知人を通して情報収集】
共通の知人がいる場合、その人を通して相手のスケジュールや様子など情報収集してみましょう。
あなたには普段見せない一面を見ることができるかもしれません。
あくまでも探っているような感じを見せず、何気なくさらっと聞いてみるのがよいでしょう。
ただし、共通の知人が自分の味方をしてくれるとも限らないので最低限の警戒は必要です。
【こちらの予定を先に伝えておく】
不倫をしていたら家族のいない時間が事前に把握できていたら最高です。
つまり、こちらが先に家にいない予定などを伝えておけばかなりの高確率で不倫相手と会うでしょう。
そこで、そのタイミングを逆手に取って急遽予定変更してみましょう。
その時の相手の態度は要チェックです。
【引っ掛けの質問をする】
「この前あなたと女の人が一緒にいるのを見たって友達が言ってたよ」など、あたかも不倫現場を見たような引掛けの質問は有効です。
後ろめたいことがなければ全く無反応でしょう。
逆に場所や時間などいろいろ聞いてくるようなら怪しいですね。
NGな行為(やってはいけないこと)
調査をする上で、逆にやってはいけないことがあります。
問い詰める
証拠を集める目的にもよりますが、感情的になって相手へ問い詰めてしまうのは避けてください。
特に、関係の再構築を考えている場合は逆効果になるので注意が必要です。
問い詰めによって以下のようなリスクが起きます。
・有力な証拠を掴む前に不倫関係を解消され、不完全燃焼のまま終わってしまう
・万が一不倫をしていなかった場合、その後の夫婦関係が悪くなる可能性がある
常に冷静さを保ち、目的を達成するまでは我慢する覚悟を持ってください。
違法な証拠集め
どんなに上手く証拠を集めていても、法に触れるような方法でやってはいけません。
・暴力や脅迫により相手から情報を奪い取る
・メールややり取りの内容を完全にコピーすること
・プライバシーの侵害となるような行為(個人情報を盗み見る等)
などです。
すべて客観的に不倫をした(不貞行為をした)と証明できる情報を集めることを意識しましょう。
不倫調査をするにあたり
不倫調査をするにあたり、当時の私を振り返ると、やはり冷静さよりも感情的な部分が自分を動かしていたと思います。
今思うと、
「ああしておけばよかった」
「こっちのほうがよかったんじゃないか」
「なんであんなことしたんだろう」
など、タラレバばかりです。
そんな私が実際に不倫調査を経験して、考えたり思ったことを以下にお伝えします。
旦那には絶対にバレないように
不倫調査をする時点では不倫をしているかどうか確定はしていません。
そんな中、不倫調査してることが相手にバレたら二人の信頼関係は崩壊します。
旦那には絶対にバレないようにしましょう。
また、白であっても黒であっても不倫調査自体は手段であって、目的ではありません。
不倫調査の結果を見てどうするか、次のアクションを終わらせるまでは絶対にバレないように注意して下さい。
不倫が確定しても冷静に
不倫が確定した瞬間、怒りや悲しみ、失望、様々な感情が沸き起こることでしょう。
そこでその感情を爆発させてしまっては意味がありません。
不倫が確定したとしても冷静さをキープしましょう。
辛いかもしれませんがぐっとこらえて耐えるのです。
そのパワーを次やるべきことに向けましょう。
ここで冷静に判断できればあなたにとっての幸せへの第一歩が始まるのです。
やるからには覚悟を決めること
不倫調査の結果、白であっても黒であっても、その結果は受け入れなければなりません。
調査はあなたがやろうと決めたことです。
中途半端な気持ちではいけません。
やるからには覚悟を決めること。
後悔のないようにして下さい。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
まとめ
浮気調査は様々なパターンがあります。
探偵というプロに依頼もできますし、自力でできることもあります。
お金もかけようと思えばいくらでもかけられますし、かけないでやることもできます。
正直な話ですが、個人的には探偵を使うと金銭面が大きく負担になるので、自力で行うのがおすすめです。
状況は人によって様々なので、自分にあった不倫調査を検討してみてはいかがでしょうか。
【その後】私はどうなったの?
最後に。
私は自力で不倫調査をして、LINEのやり取りとラブホテルのポイントカードを発見しました。
ここまで集まれば十分だろうと判断し、旦那に強く問い詰めたところ、仕事の同僚とキャバクラに行った時の女と何度かラブホテルに行ったと自白しました。
旦那は不倫をしていたのです。
その後怒りと悲しみの日々を過ごしましたが、旦那が毎日、反省と後悔の言葉を口にし、中学生の子供2人にも良くないと思い、
「一度だけチャンスをやろう」
と心に決め、和解しました。
もちろん誓約書もきっちり書かせました。
次はないですし、逃がしもしません。
旦那の不倫を暴いてからは毎月のお小遣いが2倍に増えたので、週末は買い物に出かけたり、エステに行ったりして自由気ままに過ごしています。