恋愛の形は人の数だけあります。
自由恋愛の世の中では自己責任においてどんな恋愛をしても自由です。
しかし、もし相手が既婚者だった場合はどうでしょうか?
今日は亜衣さん(33歳 仮名)の体験談です。
それでは始めましょう。
目次
Sさんとの出会い
私は33歳の会社員です。
私は去年、不倫をしてしまいました。
正直なところ納得いかない部分はかなりありますが、結果的に不倫をしてしまったことで散々な目に遭いました。
他人の不幸は蜜の味ということで、聞いてください。
私が彼(Sさん)と出会ったのは去年のことです。
Sさんは職場の同僚でした。
といっても私は当時職場で5年ほど勤務していたのですが、去年配置換えがあり、彼とはその時初めて出会ったんです。
Sさんは2年前に会社に転職してきたのですが、私と同じ営業部に配属されました。
同じ部署ということもあり、毎日のように顔を合わせますし、ランチや飲み会にも行く仲になりました。
仕事の悩みや相談なども聞いてくれる人でとても信頼できる人でした。
そんな彼と付き合うようになったのは同じ部署になってから3ヶ月後のことでした。
会社の飲み会の帰りに酔った勢いでホテルに行ったんです。
当時の事はあまりよく覚えていませんが、そんな流れで付き合うことになりました。
ごく普通のカップル
私とSさんが付き合うことになってから、職場の同僚に隠すことなく堂々と付き合っていました。
当時の私は普通の恋愛で付き合ったと思っていたので、ごく普通のカップルとして過ごしていました。
彼と一緒に過ごす場所はケースバイケースで、外でデートすることもあれば私の家や彼の家で過ごすこともありました。
言葉では説明しづらいのですが、特に問題もなく仲良く楽しく過ごしている平凡なカップルという感じでした。
Sさんはフレンドリーな性格でした。
職場でも皆と仲良く仕事をしていましたし、営業先ともうまくやっていました。
私はそんな自然体の彼が大好きで、いつかは結婚したいなという思いを抱いていたんです。
まさかの裏切り
そんなこんなで私はSさんとクリスマスデートをすることになりました。
誘ったのは私です。
タイミング的にもこれからの2人の将来の話をするにはちょうど良いと思っていたんです。
クリスマス当日は彼がレストランを予約してくれました。
お店を出た後、二人でクリスマスのデコレーションでいっぱいの街をぶらつきました。
そして事件は起きたんです。
二人で公園のベンチに座りながら話をしていたのですが、そろそろ帰ろうとなった時に私が、
「私、Sさんと結婚したいな。」
と冗談交じりに言うと、彼はしばらくうつむいてこう言ってきたんです。
「ごめん。俺、実は結婚してるんだ。」
私は頭の中が完全にフリーズしました。
私が彼と付き合っている間、他の女性や家族の影などまったくありませんでした。
そもそも私は一人暮らしの彼の家に何度も通っていたんです。
「ちょっと言ってる意味がわからないんだけど。」
そう私が言うと彼は、
「俺、単身赴任してるんだ。妻も子供もあっちに置いてきたんだ。」
「・・・。」
私は言葉を失いました。
こんな漫画みたいな裏切りがあるなんて想像もしていませんでした。
孤独な日々
私はそのクリスマスを最後に彼と会うのをやめました。
結果的には自分は彼と不倫をしていたことになります。
私は彼に裏切られた気持ちが強く、どうしても彼が許せませんでした。
おそらく私が結婚の話をしなければ私と彼はまだ付き合っていたと思います。
そう考えるだけでもゾッとします。
もしバレたら大惨事です。
私のほうが被害者なのに悪者扱いされるのは目に見えています。
私はSさんの手の上でうまく転がされていたんです。
悔しくて仕方ありません。
私はその後、上司に相談し、別の部署に配置換えをしてもらいました。
上司もSさんが既婚者だということはまったく知りませんでした。
だからといって仕事とプライベートは別の話なのですが、上司は私に配慮してくれて今回の私の申し出を受け入れてくれました。
私は彼と不倫をしてしまったということはどうでもいいと思っています。
でもどうしても許せないのは、純粋に彼が好きだった私に既婚者であることをずっと黙って付き合っていたことです。
こんな精神的な屈辱はもう二度と味わいたくないです。
今でもあの裏切りがトラウマで、まともに男性と付き合う気持ちになれません。
時間が癒やしてくれるのを願うばかりです。
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まとめ
いかがでしたか?
亜衣さんは彼が既婚者だと知らずに付き合っていました。
そして、結婚の話が出てきたタイミングで最悪の経験をしました。
彼女の場合は不倫で嫌な経験をしたというよりも純粋な恋愛で騙されたと言ってもいいでしょう。
まるで浮気話です。
正直なところ、亜衣さんは運が悪かったとしか言いようがありません。
Sさんはそんな彼女をうまく利用していい思いをし、最終的に彼女を傷つけてしまったわけですから彼に非があるのは明らかです。
人生はいつもうまくいくとは限りません。
時に傷つき、裏切られることもあるでしょう。
しかし、そこから立ち直って前に進まなければいつまで経っても明るい未来はやってきません。
失敗は成功のもと。
どんな時でもポジティブに考えるハートを育てることも大切です。