大人の女性が自分の身長を気にすることは殆どないと思います。
しかし、実は気にしてしまうタイミングがあるのです。
どんなタイミングでしょうか?
それは好きな人ができた時。
相手の男性と自分の身長差を気にしてしまい、好みの靴が履けなかったり、自信を持って彼の隣を歩けなかったりするという女性も少なくはありません。
今日は、カップルの理想の身長差と身長差のあるカップルについて検証してみます。
目次
カップルの理想の身長差
今は随分変わってきているようですが、少し前までは「結婚相手にしたい男性の条件」の一つに、「高身長」という条件がありました。
「カップルの理想の身長差は15cm」という話はみなさんも聞いたことがあると思います。
男性の方が高いと仮定して、この数字がどこから導き出されたものなのかをまず検証してみたいと思います。
身長差5cmのカップル
身長差5cmのカップルは、ちょうど男性の目線あたりに女性の頭が来るイメージです。
この身長差のメリットは、圧倒的にキスがしやすいこと。
女性が背伸びをしたり男性が体を無理に屈めたりすることなくキスすることができます。
その他のメリットとして、歩いている時に手がつなぎやすい、歩くペースがあまり変わらない、また2人が普通体型なら服の共有もしやすいでしょう。
しかし女性側が彼に気を使ってしまって、ハイヒールが履きづらくなるという意見もあるようです。
身長差10cmのカップル
身長差10cmのカップルは、男性の鼻あたりに女性の頭があるイメージです。
身長差10cmぐらいまでなら立ったままでキスもしやすく、かつ女性がヒールのある靴をはいてもギリギリで男性を超えないので、これぐらいが理想という女性も多いようです。
2人並んだ時の見た目のバランスも良く、お似合いカップルに見られることが多くなる身長差と言えるようです。
身長差15cmのカップル
理想の身長差と言われる身長差15cmのカップルは、男性の口元あたりに女性の額があるイメージです。
男性が女性の肩を抱き寄せやすかったり、女性から腕を組みやすかったり、カップルとして並んだ時に男性が男らしく女性が女らしく見える見栄えのいい身長差とも言えます。
女性が好きな「後ろからハグ」がしやすく、傍から見てドラマのワンシーンのような構図になるのがこのくらいの身長差だと言われています。
身長差20cm以上のカップル
誰から見ても身長差カップルと言われるようになる身長差です。
並んで立つと彼女は彼氏を見上げているようなイメージです。
20cm以上の身長差カップルは、彼女の身長が160cmだとすれば彼氏は180cm以上。
これは日本人の男性の中では高いといえる身長です。
歩くペースの違いやキスの時などに不便を感じることも多いようですが、ハグをする時に包み込まれるような感覚は身長差が20cm以上あるからこそ味わえるものだと言えます。
甘えるのが好きな女性にとっては理想の身長差と言えるかもしれません。
身長差カップルのメリットとデメリット
メリット1. 守られている感じがする
身長差カップルの女性は、彼氏に守られている感じがするようです。
自分よりも身長が高い彼氏が側にいたり、抱きしめてくれるだけで守られている感じがして、普通の身長差カップルよりもときめきを感じる場面が多々あります。
逆に身長が高い彼氏の立場からしても、彼女の側にいたり彼女を抱きしめることによって、保護欲が掻き立てられて守ってあげたい気持ちがより強まるのです。
メリット2. 女性が上目遣いしやすい
彼女が頻繁に上目遣いになります。
身長差があるので並んで立っている時や歩いている時は、背の高い彼氏を見る彼女は、自然と上目遣いになります。
そのため普通の言動や表情をしているだけでも、彼氏からは可愛い、キュンとくるなどと思われることが多いです。
喧嘩していても上目使いになるので、彼氏は怒っている姿も可愛いなとつい感じてしまうこともあります。
メリット3. 目が合うとキュンとする
普段並んで歩いている時はお互いの顔が遠くにあるため、エスカレーターに乗った時などのふとした瞬間に目が合うと、その度にドキドキしてしまうようです。
日常生活のふとした瞬間に新鮮な気持ちになれるのは、普段はなかなか目が合わないからこその特権といえます。
エスカレーターでは、女性は是非意識して高い方に乗るようにしましょう。
デメリット1. カップルだと思われない
男女で身長差があるとカップルに見られない時があります。
いくら手を繋いでいても、腕を組んでいても、身長差があるとカップルとは見られずに親子のように見られることがあるのです。
そのため、デートするときは親子や兄妹に見られないように服装に気を使っているカップルも多いです。
デメリット2. 目立ちやすい
身長差がかなりある男女が歩いていれば、悪意はないとしてもどうしても好奇の目にさらされたり意図せず目立ってしまうものです。
見られている側としては気になってしまうものですが、周りの人は「身長差があっていいな」程度にしか感じていないものです。
デメリット3. 慣れるまで気を使う
冒頭のエピソードにもあったように、並んで歩いている時に話しづらかったり、ハグやキスが難しいといったデメリットがあります。
お互いが調整すれば何とかなるものですが、工夫が必要になるシーンも多いでしょう。
そのため、身長差に不慣れなカップルだとどうして良いか分からず、付き合ってすぐは戸惑ってしまうものです。
彼女の方が身長が高いカップル
これまでは、女性の身長の方が男性よりも低いカップルについてお話しました。
では、女性の方が身長が高いカップルはどうなのでしょうか。
ヒールの靴を履くのをためらう
女性の方が身長が高い場合は、身長差がさらに開いてしまうことを恐れてヒールの靴を履くことをためらってしまうという意見はよく聞かれます。
しかしこのようなカップルの場合は、男性がもともと高身長女性が好きであることもあるため、女性が思うほど気にしていないのが現実です。
実際に、自分よりも身長が高い女性と付き合えるかという、当サイトのアンケートには、実に半数以上の男性が「付き合える(気にならない)」と答えており、「付き合えるが気にする」と「付き合えない」を圧倒的に上回った結果になりました。
周囲の目線が気になる
女性のほうが身長が高い場合、カップルなのに姉と弟に間違われるというケースがあるようです。
しかしこれは男性が高身長の場合の身長差カップルと事情は似たりよったりでしょう。
周りの視線が気になることもあるようですが、慣れてしまえば案外気にならなくなるようです。
身長のことに触れられない
男性の方が身長が低いと彼のプライドを傷つけてしまうのではないかとの配慮から、身長のことについて触れないようにしようと思う女性は多いようです。
身長差を気にするうちに、なるべく自分を小さく見せるために無意識に猫背になってしまうこともあるようです。
しかしこのような形で彼氏に気を遣うことはNGです。
彼は、彼女が高身長であることも含めて好きになっているものです。
気を遣うほうが失礼になってしまうでしょう。
彼氏を可愛く感じる
母性本能の強い女性は、身長の低い男性を可愛いと感じることが多いようです。
そしてそれに慣れている男性は、身長を自分の個性と捉えて可愛らしさを発揮するものなのです。
モデルのような彼女が自慢
高身長女性と付き合う男性にはモデル並みのすらっとしたスタイルに魅力を感じていて、「そんな彼女のことが自慢!」という男性は少なくありません。
あえて背の高い女性と好んで付き合う男性は多くいるのです。
まとめ
いかがでしたでしたか?
理想の身長差は15cmという結論ですが、それが全てではありません。
それぞれの身長差のメリットは確実にあるので、「この身長差が完璧」などと決めつけることはできません。
そのため、身長一つで悔んだり諦めたりする必要もないのです。
自分達にしかない特別なスキンシップの方法を見つけて、身長差カップルであることをさらに楽しんでいけたら素敵ですね。