恋愛をしたことのある女性ならば皆思うことは何でしょうか?
おそらくそれは「彼氏に浮気されたくない!」ではないでしょうか?
「浮気したら私もするよ」「浮気しないでね」など、彼氏の浮気を防ぐための言葉はいくつか存在します。
しかし、これらは本当に効果的なのでしょうか?
今日は、かえって逆効果になってしまう一言についてお話します。
目次
浮気防止に逆効果な一言にみられる共通点
あなたの、彼に対して抱いている感情の裏側に、こんなニュアンスが込められていたら要注意です。
嫉妬していないアピール
彼が女友達と仲良くしていたり、2人で飲みに行っても「私は嫉妬しない」「別に浮気されても気にしない」など、彼氏に強がるような言葉を伝えるのはやめましょう。
男性によっては意地をはる原因となり、浮気をして嫉妬させようとしてくるかもしれません。
浮気をされたくないのであれば、強がらずに「浮気はしないでね」と素直に伝えたほうが良いでしょう。
嫉妬させたい
彼氏の前で他の男の話をするのはやめましょう。
彼氏が自分のことを好きではないのかと愛想を尽かして浮気に走ってしまうかもしれません。
彼氏と共通の男友達であれば話しても問題はありませんが、個人的な男友達の話は極力避けるようにして、彼氏のことを褒めたり好きだという気持ちを伝えることをお勧めします。
束縛を強くする
束縛が激しいのは相手を信頼していない証拠になります。
浮気を防止したくて携帯をチェックしたり、行動を制限するなんてことは絶対に止めましょう。
「そんなに疑っているなら、浮気しまくってやる」と逆に浮気に走ってしまいます。
浮気をしない男性ならば、関係が窮屈になって別れを考え始める可能性もあります。
浮気防止に逆効果な一言
以上を踏まえて、逆効果になってしまう一言の例を挙げてみましょう。
あなたも一度は言ったことがあるのではないでしょうか?
なぜ駄目なのかが分かれば今後は口にすることはないと思います。
「連絡をマメにして」
たしかにマメに連絡をすれば浮気する暇はありません。
でも、一度言葉にすると要望がエスカレートするだけで、どんなに連絡をもらっても満足しなくなる傾向もあります。
「この時間帯で連絡できるんだから、他の時間帯も連絡できるはず」と思うようになり、どんどんエスカレートしていきます。
そもそも連絡をマメにしなければならなくなると、男性側はかなり不満がたまってしまいます。
結果的に窮屈に感じた男性が別れを切り出すようになるのは想像できるかと思います。
「私も浮気するよ」
もしも浮気してもいない状態で「私もする」と先に彼女から言われるのは、男性にとってはとても不愉快なことです。
あなたの印象が一気に悪くなってしまうでしょう。
彼女が「私は平気で浮気できる女」と宣言したのと一緒で、効果があるどころか男性は幻滅してしまうのです。
そもそも報復で浮気をするのはいかがなものでしょうか?
最悪、この一言に対して「彼女が浮気してくれれば、自分も大手を振って浮気できる」と考える不届き者もいないわけではないのです。
この一言を言うにしてもまずは彼氏がそういうタイプではないかどうか確認する必要があるでしょう。
いずれにせよ、脅しのつもりで言ったことで「彼氏以外でもそういうことができる女」と判定されることは不本意ですよね。
逆の言い方で「私は浮気しないからあなたもしないでね」とカラッと言った方がいいでしょう。
「浮気してもいいよ」
逆に女性がこの言葉を彼氏から言われたとしたら、「何言ってるの?するわけないでしょ」と怒るでしょう。
しかしこの言葉は男性に「何故浮気しても良いんだろう?」と理由をあれこれ想像させてしまいます。
男性は腹が立つよりも、「裏に何かがあるのでは?」と思って怖がらせることになってしまうようです。
自信のない女性は言いがちではありますが、男性によっては真に受けて浮気する人もいるので、この一言も言わないに越したことはありません。
最悪、「君も浮気してるから(してもいいの)?」と勘違いされて別れ話に発展してしまうかもしれません。
「浮気するならバレないようにしてね」
「この子は寛大だな」と勘違いする彼だったら、あなたは「浮気容認派の女性」と勝手に思われてしまいます。
また「そうか、バレないようにしないとな」と言葉通りに受け取り、行動が慎重になり浮気心を巧妙に隠すかもしれません。
彼氏が「バレなきゃいいんだ」と開き直るであれば何の効果もないでしょう。
仮に浮気しようなんてまったく思ってない男性であれば、「なんだそれ?」と思って腹が立ってしまいます。
女性にとっては心の寛大さを演出しつつ彼氏に釘を刺せると思いがちですが、真面目な思考の男性にとっては逆効果になってしまいます。
「浮気してないよね?」
ストレートなので、心に響く言葉に思えますが、仮に彼氏が浮気などしようとも思っていないタイプだったらどうでしょうか?
してもいないのに疑惑の目を向けられれば心の底から疲れてしまうでしょう。
ネガティブな言葉は心を動かしますが、彼氏には「彼女に服従させられた」といった気持ちを植え付けてしまいがちです。
マイナスの防止ワードは、「浮気してないよね?(あなたのことがぜんぜん信用できないんだよね)」と、自分自身もマイナスの言葉によってだんだん腹が立ってきてしまうことも。
彼氏の浮気を心配している女性がマイナスの感情に取りつかれると、そのことばかり考えて爆発してしまうパターンが多いものです。
結果的に別れ話につながってしまうことが多いので気をつけたいものですね。
「浮気しないでね」
一言二言であれば可愛げを演出することはできますが、浮気など考えていない男性が何度も言われれば怒ってしまいます。
不安になれば言いたくなる気持ちは分かりますが、男性からすれば鬱陶しいだけです。
あまりたくさん言ってしまうと別れにつながるでしょう。
「もしかして浮気してる?」
男性女性にかかわらず、やってもいないことに疑いの目を向ける人に対しては、敵意とまではいかないまでも、好きという気持ちが薄くなってしまうものです。
そうなってしまうと、カップルとしては大ピンチです。
相手を思いやる気持ちも薄くなってしまい、浮気できるような状況のときに「どうせ疑われているんだし・・」という心理が働き、実際に浮気に走る可能性を高めます。
浮気を防止する目的で上記の言葉を彼氏に言うのはやめましょう。
まとめ
いかがでしたでしたか?
彼氏の浮気は、あなたの一言によって抑止できたり、逆に助長してしまうことがあります。
一言を発する前に、「言葉」がいかに大きな力を持っているかを考えてみましょう。