世界の不倫事情について

今や「2人に1人は不倫をしている、経験したことがある」というデータが出るほど、日本における不倫市場は盛り上がりを見せています。

一方で、海外の不倫事情はどうなのでしょうか。

今日は日本と海外の不倫に対する考え方を紹介します。

不倫はどこから?法的な境界線と一般的な捉え方の違い

目次

日本の不倫意識

日本の不倫意識

まずは日本での不倫に対する考え方や価値観を見てみましょう。

日本には不倫をしたことによる法的な罰則や処罰はないものの、配偶者とは別の異性と肉体関係を持つ「不貞行為」をしたかどうかで慰謝料に代表する損害賠償請求の対象となります。

以上が日本における法的な境界線になりますが、世間的な不倫に対する考え方は異なるようです。

「異性と二人きりでデートした」
「手をつなぐのは行為がある証拠だから不倫」
「キスは好きじゃないとできないし不倫になる」

など、肉体関係を持っていることが証拠としてなかったとしても、感情的に不倫だと判断するケースは人それぞれあります。

結局のところ、不倫はバレずに隠し通すことができれば良し、という習慣があるのは確かです。

そういった背景から、不倫に対して良いイメージを持っている人はいないながらも、密かに不倫をする人は少なくありません。

むしろ増えています。

ただし、不倫が発覚した場合は、夫婦関係の悪化や多額の慰謝料請求の対象、職を失うなどの社会的な制裁を受けることになります。

まとめると、不倫には厳しいと言っても良いでしょう。

欧米

欧米

それでは、欧米諸国の不倫への考え方を見ていきましょう。
ここでは4つの国を紹介します。

アメリカ

自由の国と言われるアメリカですが、不倫に対しても自由なのでしょうか?

結論から言うと、不倫に対しては厳しい印象です。

基本的な世間の不倫に対する考えは日本と同じようなもので、アメリカの男女ともに2人に1人は浮気を経験し、既婚の男女の2割前後は不倫の経験があるというデータがあります。

日本と異なる点は、不倫による慰謝料の請求ができない(州によって異なる)ところです。

また、不倫が発覚すると訴訟に発展するリスクもあるため、不倫に対してはマイナスのイメージがあります。

イギリス

イギリスは欧州の中でもとりわけ不倫に対する罪悪感が強いようです。

また、キリスト教(プロテスタント)を信仰している人が多いため、不倫すること自体を罪だと考えています。

しかし、移民が増加した最近はそれに伴って不倫も増えており、SNSに登録する既婚者も100万人を超えていることが明らかになっています。

不倫をしたいと考えている人は一定層いるようです。

フランス

フランスでの不倫に対する考え方はどうでしょうか?

おもしろいことに、多くのフランス人は「他人の不倫にはなんとも思わない」と考えているようです。
さらには、「不倫もあって当然」という認識も広がっています。
むしろ、不倫よりもセックスレスであることのほうが悪いとさえ言うのです。

これにはフランスにおける結婚に対する概念も関係しているようです。

そもそもフランスでは、事実婚状態で子供を産んだり、ある程度その後のことが見えてきた段階で婚姻関係を築くのが主流で、男女の関係は比較的自由です。

ですので、人々の不倫に対する許容度も高いようで、「好きになったものは仕方がない」「他人のプライベートに口出しするのはかっこ悪い」「善悪は個人の判断」など、不倫についても比較的に自由な考えを持っています。

根底にあるのは、同棲を開始しても子どもができても「これから一生同じ人を愛する」ことが懐疑的であり、カップルの関係は変わるという価値観なのだとか。

イタリア

陽気で情熱できな国という印象が一般的なイタリアでは、不輪に対してはどのように考えられているのでしょうか。

イタリア人男性は女性好きと言われるように、不倫の文化は根付いています。

パートナーのことしか目に入らないというイタリア人は多いようですが、基本的に好奇心の強いイタリア人は魅力的な人には純粋に惹かれてしまう傾向にあります。

そのため、魅力的な異性に出会ってしまったら、たとえ既婚者であっても気持ちにストップをかけることは難しいのだそう。

しかし、平和主義者が多いため、パートナーには徹底的に隠すそうです。

そのくせ、根っからのお喋り気質なせいで、友人には包み隠さずペラペラ喋ってしまうのだとか。
友人経由で不倫がバレてしまうケースが多そうです。

しかし、国民の大半がカトリック信者なため、不倫による離婚率は低いのだそうです。

不倫の事実自体を隠すのがうまいからという側面もありそうです。

アジア

アジア

アジアにおける不倫の考え方はどのようなものでしょうか。

韓国

韓国は2015年まで姦通罪(かんつうざい)が適応されており、違反すると2年以下の懲役が課せられていました。

姦通罪(かんつうざい、英: adultery, criminal conversation)とは、婚姻して配偶者のある者が、他の者と姦通することにより成立する犯罪。

Wikipediaより引用:姦通罪

不倫は、男女、家族の問題だけでなく社会的責任を負わされる重罪でした。

まだそのイメージは根強く残っていて、不倫が明るみに出てしまえば、芸能人もバッシングどころで済まされる問題ではなく、芸能生活に終止符を打つことになるようです。

しかし、韓国で不倫があまり公にならない理由の一つとして挙げられるのは、儒教文化の影響があるからだそう。

不倫をした方もされた方も双方問題があるとされ、された側の人間も声を上げられないのが現状なのだそうです。

タイ

タイは最も不倫が盛んな国とも言われています。

直接的な関係があるかはわからないものの、性産業が発展しているタイではそういった行為自体のハードルが低く、不倫もその一つとして捉える文化があります。

古い時代にあった一夫多妻制度も一部の裕福な人達の中では残っており、不倫の境界線がほとんどないように思えます。

フィリピン

フィリピンは宗教と法律の関係により、不倫に対しては非常に厳しい国です。

カトリック教徒が8割を占めるため、婚前交渉が禁止の他、離婚そのものが法律で禁止されています。

そのため、結婚したら不倫も離婚もNGなため、不倫の境界線自体が存在していません。

しかし、実情ではパートナーや周囲の人には内緒で不倫をしている人も多いようです。

まとめ

いかがでしたか?

不倫に対する考え方や価値観は国によって異なる部分はありますが、おおよそは世間的に厳しいイメージがありました。

しかし、不倫願望があったり、実際に不倫をしている人はどの国でも存在しています。

不倫には非日常的なスリルや快楽がある反面、社会的な制裁を受けるなどのリスクが伴います。

それを踏まえた上で自分の人生を選択して行きましょう。

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