看護師という職業は不倫する確率が非常に高いです。
過酷な労働環境からくる過度なストレスによって、そのはけ口として不倫に走る看護師が後を絶ちません。
医療現場の人々も不倫というものが当たり前になっていると認めています。
今日はある看護師が迎えた不倫の修羅場についてお話します。
目次
紗恵子さん(仮名)の場合
紗恵子さんは31歳独身、一人暮らしの看護師です。
総合病院という大きな職場で勤務しています。
彼女は看護師になってから、この病院一筋で仕事をしてきました。
小さい頃から看護師になりたいという夢があり、それが叶ったという、充実した人生を過ごしています。
そんな彼女に転機が訪れたのは2年前。
病院の整形外科で勤務している義昭(仮名)さんと不倫関係になりました。
義昭さんが既婚者で子供もいるという事実は病院の誰もが知っていました。
しかし、義昭さんは紗恵子さんに好意をもっており、食事やデートに何度も誘ってくるのでした。
当初彼女は家族のいる男性からのデートの誘いなんてありえないと思い、断り続けていましたが、何度もアプローチされるうちに、
「1回くらいならいいかな」
と思うようになり、食事に行くことにしました。
それがすべて悪夢の始まりでした。
看護師と医師という不倫関係のスリル
紗恵子さんは、義昭さんと初めて食事に行った時に、彼が普段職場で見せない部分を感じ、とても興味が湧いてきました。
病院という職場では白衣が当たり前ですが、食事の日の義昭さんの私服はとてもおしゃれでした。
職場ではしないカジュアルなコーディネートが印象的でした。
また、職場での会話はもちろん仕事の話がほとんどでしたが、食事中は映画や美術、趣味の釣りの話など、話題が豊富でした。
そんな仕事とプライベートのギャップをさらけ出す彼に、紗恵子さんはどんどん引き込まれていったのです。
彼女はその後も2週間に1度のペースで義昭さんとデートしていました。
そして、3ヶ月ほど経ったある日の夜、肉体関係をもったのです。
不倫はそれ自体スリルがありますが、紗恵子さんと義昭さんの仕事での関係、つまり、看護師と医師という立場は、彼らの不倫関係をより一層燃え上がらせました。
彼らは仕事着である白衣とナース服をホテルに持ち込み、コスチューム・プレイを楽しむ日々が続きました。
非日常かつ、背徳感のある不倫関係は二人をより一層深くまで引きずり込んでいきました。
不倫の修羅場
紗恵子さんと義昭さんの不倫関係はある日突然修羅場を迎えることになりました。
不倫関係になってから半年後、病院で噂話を耳にしました。
なんと、義昭さんは職場の他の女性とも不倫をしていたのです。
俗に言う、「二股不倫」です。
紗恵子さんは一瞬頭が真っ白になりました。
その後、彼女は冷静になり、直接その女性と話をし自分が義昭さんと不倫をしていること、その女性が不倫をしているとは知らなかったことを正直に打ち明けたのです。
そして、彼女たちは覚悟を決め、義昭さんと3人で話をすることになりました。
紗恵子さんと職場の同僚の女性は、彼に対する思いが一気に冷めてしまいました。
むしろ嫌悪感が増すばかりです。
義昭さんは二人にひたすら謝罪をし、妻には内緒にしてほしいと懇願してきました。
そして、彼は二人に対するお詫びと手切れ金、そして口止め料として、それぞれ500万円ずつ現金を手渡ししました。
二人は最初ビックリしましたが、義昭さんとこれ以上不倫を続ける気持ちもなく、何も望まなかったので、それを受け取りました。
紗恵子さんのその後
紗恵子さんは義昭さんとは2度と連絡を取りませんでした。
また、病院には義昭さんも、彼と不倫していた女性もいましたが、あまりにも気まずく仕事しづらくなってしまったため、紗恵子さんは別の病院に転職しました。
今振り返ると、紗恵子さんは不倫をしていた当時はその濃密な時間にどっぷり浸かって刺激的な時間を過ごしましたが、他にも不倫相手がいたことが発覚し、彼の腹黒さを見てからは一気にその酔いが覚め、まるで悪夢を見ていたかのような感覚を思い出します。
人生の経験値、そして金銭的にはプラスになったと割り切っていますが、また不倫をしたいかというと、もう二度とするつもりはありません。
彼女は今、新しい恋人と同棲中で、貰った婚約指輪を身に着けて、充実した幸せな毎日を過ごしています。
まとめ
いかがでしたか?
時には不倫相手が二股三股のような、まさにゲス不倫とでも言うべきケースもあるのです。
不倫はそれ自体バレないということが重要ですが、不倫相手が信用できるかどうかということも大切です。
不倫の中にはただの遊び相手として、取っ替え引っ替え振り回される場合もあります。
その場しのぎの甘い言葉にそそのかされないように気をつけましょう。