【体験談】不倫の修羅場(職場編)

不倫がバレた時、その瞬間からすべてが一変し、修羅場と化します。

時には不倫相手の配偶者が思い切った行動に出る場合もあります。

不倫された配偶者からしてみれば怒りと悲しみでとても普通の精神状態ではいられないはずです。

今日はエミコさん(仮名 33歳)の体験談です。

それでは始めましょう。

目次

エミコさんの運命の出会い

エミコさんの運命の出会い

私は30歳の時にある男性と出会いました。
きっかけは友達が開催してくれた合コンでした。

私は当時ある中小企業の事務をしていました。
いわゆる普通のOLです。

職場の平均年齢は50歳くらいで、出会いなど皆無でした。
そんな私に合コンという出会いのチャンスがやってきたのです。

彼は40歳の銀行員で、身だしなみもしっかりしていて、大人の男性の色気を漂わせていました。
無精ヒゲが似合う、ダンディーなおじさまという印象でした。

当時私は結婚を意識しており、彼を合コンで見た瞬間、運命のようなものを感じてしまいました。
この運命の出会いを絶対に逃してはいけないと心に決め、合コンの後、彼と連絡先を交換しました。

エミコさんの不倫のはじまり

その後も何回かデートをし、そろそろ告白したいと思っていました。
私は結婚を前提として考えていたので、正直かなり慎重になっていました。

セックスはもちろんのこと、手をつなぐことすらせず、デートも映画館や水族館に行ってディナーというベタなコースでした。

そして、5回目のデートの時、事件は起こりました。
私と彼ははいつものようにお決まりのコースで、予約していたイタリアンレストランで食事をしていました。
二人共笑顔で会話をしていたのですが、突然彼は、

「実は俺、結婚してて子供もいるんだ。」

と言ったのです。
私は完全に固まってしまい、ショックで言葉が出ませんでした。

友達にはもうすぐ運命の人と一緒になるかもしれないと自慢していて、まだ何も決まっていないにも関わらず、結婚式には絶対に来てね、などと調子に乗っていたのです。
そんな私の頭に「既婚者」という名の銃弾が打ち込まれたのです。

そんな彼でしたが、真剣に付き合いたいと思っている、週末以外は私を一番に考えて大切にする、と言ってくれました。

正直なところ、最初は言っている意味が全く理解できませんでしたが、真剣さがだんだんと伝わってきて、彼ならいつか私と結婚してくれるかもしれないと思ってしまったのです。

そのような淡い期待を抱き、彼と不倫関係になりました。

不倫はいけない事だと思っていたのですが、彼といるのが楽しくて幸せで、ついつい奥さんやお子さんの事などどうでもいいと思ってしまう自分がいました。
それぐらいに当時の私は満たされていました。

平日は毎日のように彼と会っていました。
彼は銀行員だけあって、経済的に余裕があり、フランス料理やイタリア料理などいつも美味しい食事をごちそうしてくれました。

お店の名前をスマホで調べると、どのお店も完全予約制で予算は5万円以上もするような高級店ばかりでした。
そして、誕生日にはサプライズでダイヤモンドの指輪をプレゼントしてくれました。

彼は私といる時間は常に私を喜ばせようと尽くしてくれていましたし、それがはっきりと伝わりました。
私は彼のおかげで本当に幸せでした。
一緒にいる時だけは嫌なことも忘れ、ひたすら愛し合っていました。

今後もずっとこの幸せが続くと思っていました。
そしていつか私は彼と一緒になれると信じて疑いませんでした。

心も体もすべてが満たされていたのです。

突然訪れた修羅場

しかし、そのような幻想を打ち砕く、悪魔の日は突然やってきたのです。

正直、自分は今まで生きてきた中で、修羅場というものを体験したことがありませんでした。
ドラマや漫画などでは不倫の修羅場を見たことはありますが、まさか自分がそれを経験するとは思ってもいませんでした。

ある日の午後、ちょうど昼休憩が始まった時です。
いきなり一人の女性が、私の職場に怒鳴り込んできたのです。

その人は泣き叫び、私の名前を呼んでいました。
最初は気のせいだろうと思っていたのですが、やはりそれはまぎれもなく私の名前でした。
職場の人が一斉にこちらを見てきました。
最初は何のことか分からず、平然と彼女の前に歩いていきました。

すると彼女は、

「お前が旦那を弄んだのか!このクソ女!」

と、いきなり私の顔を思いっきり平手打ちしてきました。
最初はとても痛くて頭が回りませんでしたが、しばらくして彼女が彼の奥さんだと認識しました。

私はその場で立ちつくし、何も言うことができませんでした。
ただうつむいていたのですが、同じ職場の人たちは状況を察したようで、みんな部屋から出ていきました。

その後すぐに上司がやってきて、奥の部屋に呼ばれて事情を説明するように言われました。
私は彼の奥さんのいる前ですべてを話しました。

出会いは合コンで最初は既婚者だと知らなかった事、既婚者と分かってからも自分は付き合いを続けて彼と不倫関係になった事を認め、謝罪しました。

彼の奥さんは、彼にもう二度と近づくなと言い放ち、部屋を出ていきました。

不倫の代償

私はあの事件からすべてが一変しました。

その後、すぐに私は会社を辞めました。
社内の私に対する冷たい視線に耐えられませんでした。
周囲の友達も少しづつ距離を置くようになり、私は孤独になりました。

彼とはそれ以降連絡を取っていません。
電話帳からもすべて消去しました。

それからしばらくして、私は引越しました。
そして、近くのカフェでアルバイトを始めました。
給料は安く、正直日々の生活で精一杯できついですが、身体を動かしている方が余計なことを考えずにいられるので精神的には楽です。

自分が彼と不倫をし、自分の欲を満たそうとしたことで、彼の奥さんとお子さんを傷つけたことを強く後悔しています。

もう二度と同じような過ちは犯したくありません。
当時の思い出は自分の心の奥底にしまってありますが、思い出すと辛くなるだけなので忘れるようにしています。

私は今、この記憶が消えてなくなる事を願って毎日を過ごしています。

まとめ

いかがでしたか?

エミコさんは一時的な欲に負けて、不倫をしてしまいました。
そして、その一度の過ちで失ったものは計り知れません。

不倫をする人はさまざまです。
遊び感覚で不倫をする人もいれば、真面目な純愛の気持ちで不倫をする人もいます。

しかし、それはあくまでも自分の都合でしかありません。
不倫には家族という存在が常にそばにいるのです。

不倫を知れば家族は傷つきます。
そして、場合によっては別れてしまうかもしれません。

そういった事を考え、受け止めた上で不倫と向き合うべきです。

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