【体験談】奥バレして不倫相手に捨てられた話

不倫の修羅場で多いのが「奥バレ」です。
奥バレとは不倫相手の奥さんに関係がバレることを言います。

今日はその奥バレによって不倫相手との関係に終止符を打たれた女性のお話です。
最後に彼女は不倫相手によって捨てられてしまうのです。

彼女の名前は、みなみさん(仮名)38歳。

それでは始めましょう。

奥バレした後でも復縁する方法6選

目次

携帯ショップでの出会い

今日これからお話するのは4年前の出来事です。
私の不倫相手は職場の上司でした。
時が過ぎて気持ちの整理もついたのでお話したいと思います。

私は当時派遣社員をしていました。
派遣先は携帯ショップでした。
私はそのショップの店長と不倫することになったんです。

きっかけは仕事終わりの飲み会でした。
携帯ショップは女性スタッフが多いのですが、上司はみんな男性でした。
職場はにぎやかで、暇さえあればみんなで飲みに行っていました。
その飲み会で私は店長と仲良くなり、既婚者である彼と肉体関係をもつことになりました。
職場不倫の典型的なパターンです。

私は当時彼氏と別れたばかりで、店長がいろいろ相談に乗ってくれていました。
そんな彼の優しさに惹かれ、酔った勢いでホテルに行くというこれまたお決まりのパターンです。

最初は一度きりの関係のつもりだったのですが、その後も何かタイミングが合うごとに二人で会っていました。
多い時は毎週のように彼とホテルに行っていました。
元カレと別れた寂しさを不倫相手である彼の優しさが慰めてくれたのです。
当時はずっとこんな日が続いたら良いのにと思っていました。

罪悪感はありましたが、なんだかんだで不倫をしている自分に酔っていたんだと思います。

あのスリルと快感は今でも忘れません。

恐怖の奥バレ

恐怖の奥バレ

しかし、そんな楽しい時間は長くは続きませんでした。
彼の奥さんに不倫がバレてしまったのです。

不倫での最悪パターンです。
終わったと思いました。

原因は彼のスマホに私とのやり取りが残っていたことでした。
最悪なことに、ホテルで一緒に撮った写真もしっかり保存されていて、もう言い逃れはできない状態でした。

当然私は彼の奥さんに呼び出されました。
弁護士も同席していたのですが、対面早々思い切り平手打ちをされ、睨みつけられました。
私のしたことは許されることではありませんので当然の仕打ちだと思います。
その後、弁護士が仲裁に入って話し合いになりました。

彼の奥さんの主張はこうでした。

  • 彼に二度と連絡したり、近づかないこと。
  • 慰謝料として100万円を支払うこと。

奥バレしたわけですし、彼との不倫はもう諦めていました。
しかし、慰謝料の100万円は当時派遣暮らしの私には用意できる金額ではありませんでした。
彼の奥さんには何度も謝罪し、慰謝料の減額を懇願しましたが、全く聞き入れてもらえませんでした。
彼の奥さんは顔色一つ変えずに、

「一回で用意できないなら分割で良いわ。毎月10万円を10ヶ月で払いなさい。」

毎月10万円なんて現実的に不可能でした。
これでは家賃は支払えても食費が捻出できません。
私は、涙を流しながら彼の奥さんに土下座しました。

「本当に申し訳ありませんでした。」

それでも彼女は一歩も譲るつもりはなかったようです。
土下座している私の頭に、テーブルにあった水をかけてきたんです。
そして、

「いいわ、毎月5万円、20ヵ月で許してあげる。その間ずっと反省して苦しみ続けなさい。」

と言ってきました。
もう私の精神はボロボロでした。

「わかりました。」

と返事をしました。
後日、私は弁護士の用意した書面にサインし、慰謝料の支払いが始まりました。

さらなる地獄

さらなる地獄

その話し合いの後、私はいつもどおり職場に出勤しました。
すると、すぐに店長に呼び出されました。

店長:「みなみちゃん、悪いんだけどもう明日からこなくていいから。」
私 :「えっ、でも・・・」
店長:「まあ、そういうことだから。」
私 :「あの、今回迷惑かけて本当に・・・」
店長:「君のせいで俺の人生めちゃくちゃなんだよ!とっとと出てけよ!!!」

私は自分の耳を疑いました。
いつも温厚で優しい彼が大声で怒鳴りつけてきたんです。
同時に何か糸のようなものが私の中で吹っ切れました。
私、捨てられたんだなと。
誰も助けてくれないんだと。

私は不倫して彼と彼の奥さんを傷つけました。
確かに悪いのは私です。
しかし心の中では、彼が手を差し伸べてくれるんじゃないかという期待がわずかながらありました。

そんな淡い期待は見事に打ち砕かれたのです。

慰謝料を完済した後

慰謝料を完済した後

なんで自分だけこんな目に遭うんだろう。
なんで誰も助けてくれないんだろう。

まるで悲劇のヒロインのような気持ちになっていた自分がいました。
そんな人生のどん底に突き落とされたような気持ちで慰謝料を返済してきました。
そして、ついに完済したんです。

不倫相手の奥さんに20ヵ月かけて慰謝料を支払い続け、すべて払い終わった時私の中で曇っていた空が急に晴れたような気がしました。
大きな荷物下ろしたような気分でした。

その時妙に冷静になった自分がいました。
結局は自業自得だと。
誰のせいでもなく、自分のせいでこうなったんだと。
改めて自分の心の弱さを痛感し、もっと強くなろうと思いました。

私は不倫しました。
奥バレし、彼と別れました。
そして、慰謝料を支払いました。

今となっては良い思い出だとか、あの時に戻りたいなどとは全く思いません。
ただ、自分はある人生の岐路で茨の道を選んでしまったんだなと思っています。
そして、それを抜けたらまた新たな人生がやってくるのです。

反省はしています。
でも後悔はしていません。
今の私はもっと強く生きなければならないと思っています。

まとめ

いかがでしたか?

みなみさんは職場不倫からの奥バレ、慰謝料の支払いというハードな経験をしました。
当時は精神的にも金銭的にも相当苦しかったと思います。

不倫のきっかけは些細なことです。
皆さんがよく見かけるような何気ない場面から不倫は始まります。
ただし、不倫が始まったばかりの時はそのリスクの大きさに気づけない、もしくは認識できていないことがほとんどです。

不倫にはみなみさんの体験談のように、大きなリスクがあるということを忘れないでください。
彼女は身を持って不倫のリスクを経験しました。

今日このお話を読んだ人がみなみさんと同じような体験をしないことを願っています。

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