「彼氏ができても恋愛が長続きしない」
そんな悩みを持った女性は案外多いものです。
しかしこういった悩みに対して、「私には男運がないんだ・・」と相手のせいにしたり、「きっと相性が良くなかったに決まってる!」相性のせいにするのは、あまり正しい考えではありません。
長続きしない交際が何度か続いているのであれば、相手の問題や相性ではなく、まずはあなた自身について考えてみることから始めてみませんか?
目次
恋愛が長続きしない女性の特徴
ひとつの恋が長続きしない理由にはどんなものがあるのでしょうか。
自分に自信がない
自分に自信がない人は、少しでも人から認められると、喜びを強く感じてしまうもの。
恋愛で、このような心境に陥ると「自分のことを好きになってくれる人なら誰でもいい」という傾向が出て、相手のことをさほど好きでもないのに、軽い気持ちで付き合ってしまいます。
しかし、いざ付き合ってみると、最初のうちこそ新鮮さから気持ちが盛り上がるものですが、結局は相手への恋愛感情が高まらない自分に気づいてしまいます。
そしてこのまままんねりにではいけないと別れるわけですが、自尊心は低いままなので、別の男性から告白されてまた同じことを繰り返してしまうのです。
また、「今日は側にいて欲しい」といったふんわりした好意の言葉にも「求められている」と強く感じて応じてしまうので、結果的にワンナイトな付き合いが増える傾向もあります。
つまり、求められると受け入れるけれど、恋愛感情が高まらないのですぐ別れ、結果的に一人の人と関係を築くことができないという悪循環に陥ってしまうのです。
マンネリに耐えられない
長く付き合っていくと、恋愛は「恋のドキドキ」から「愛の安らぎ」へと変わっていくものです。
関係が安定してくると、刺激は少なくなってしまいますが、それは決して悪いことではありません。
しかし、恋愛に人生の楽しみを見出す女性は、刺激がなくなると「つまらない!」と感じて別れることを考え始めます。
恋愛は手っ取り早く人生を楽しませてくれるものであることは間違いありませんが、人間は良くも悪くも「慣れる」性質があります。
同じパートナーとずっと一緒にいてずっとドキドキを感じることはなかなかできないものです。
恋愛が長続きしないことに悩んでいる人は、恋人を取っ替え引っ替えして人生を楽しんでいる気になっていたり、刺激を求めすぎることはないか考えてみる必要があるでしょう。
すぐに結婚を意識する
結婚というのは、本能や恋愛感情によって結ばれる結果でもありますが、お互いのメリットを分かち合う契約的な一面もあります。
最初は純粋に相手のことが好きになって恋愛が始まったとしても、結婚を意識すればたちまち、相手の年収、年齢、職業などの条件に思いを巡らせてしまい、想定した将来像に一致する相手でなければ冷めていってしまうもの。
初めは好きになった勢いでデートを楽しんでいたとしても、結婚相手としての条件的にストライクゾーンから外れると縁を切りたくなってしまうのです。
特に、経済的な要素など、お金に関する損得勘定が入ると恋愛感情の「好き」という気持ちは急激に冷めてしまうものです。
婚活をしているわけではないのに、出会ってすぐに「この人と付き合ったら将来安定するかな?」なんて考えてしまう人は、 要注意と言えます。
恋愛依存体質
長続きしない恋愛を繰り返す人の中には、常に誰かと恋をしていなければならないという、恋愛体質の人が多く見られます。
別れてもすぐに彼氏を作ろうと努力してお付き合いがはじまるものの、「彼氏」という存在として確保できればよいというノリで、相手の中身をよく確かめないまますぐに付き合ってしまいます。
結果的に相手は「その場しのぎの彼氏」になってしまうので、恋愛が長続きしない可能性が高まるのです。
相手のことを本当に好きなのかどうか見極めることが必要です。
「その場しのぎの彼氏」ではなく、本当に好きになれる相手と巡り合うタイミングを待ちましょう。
ネガティブ
長続きしない恋愛を繰り返す人の中には、ネガティブ思考が強い人がいます。
付き合うものの、何かと相手に対してネガティブな感情を抱いてしまうため、本人も相手も疲れ切ってしまうのです。
「会社の飲み会と言っていたけれど、浮気しているのではないか」「自分なんかと付き合っていても相手は楽しくないだろう」と常に物事をネガティブに捉えてしまうため、楽しい恋愛ができなくなっているのです。
相手に対してネガティブな感情を抱くということは、あなたを好きだと言ってくれている相手のことを信頼していない証です。
お互いの気持ちを信じることこそ恋愛の基本です。
まずは信じることからスタートしていきましょう。
周囲の評価を意識しすぎる
彼氏が周囲からどう思われているかを気にしすぎて、あなた自身の気持ちがおざなりになっていませんか?
周りの評価ばかりを気にしていると、自分の本当の思いに気付くことができません。
「恋愛とはこうあるべき」「彼氏ならこうするもの」という他人の恋愛観にも影響されているのではないでしょうか。
あなた自身が相手のことを好きでも、周囲からの彼の評価を耳にすることで気持ちが変わってしまう弱い部分があるのです。
ときには周囲の意見に耳を傾けることは大事ですが、恋愛は「好き」という気持ちがあってこそ成立する関係です。
人がどう思うかではなく、自分の本当の気持ちがどうなのかを、じっくり見つめ直してみましょう。
衝動的に別れを告げる
感情のコントロールができないとケンカをすることが多くなります。
ケンカをすること自体は悪いことではなく、むしろ長く付き合うにあたっては必要なことです。
しかし言い合いになった時は、相手の気持ちを考えつつ自分の考えを整理することが大事です。
ケンカ別れで恋愛が続かないことが多い人はそれができずに、感情のままに「もう知らない、別れる!」と決断してしまうことが多いのではないでしょうか?
ケンカ別れで衝動的に別れたことを後悔して、復縁を考えたことがある人はなおさらと言えます。
ケンカで衝動的に別れることを考えた時は、別れを告げる前に考える時間を設けるなど、自分をコントロールするためのルールを作ってみましょう。
恋愛を長続きさせるための能力
能力とはいえ、それは別に特別なものではありません。
恋愛を長続きさせるために必要な要素とは何かを見ていきましょう。
忍耐力
当たり前ですが、関係を長続きさせたいのであれば、すぐに「別れたい」と言ってはいけません。
そのために大切なのが「忍耐力」です。
お付き合いを続けていく上では必ず、相手の欠点に目がいってしまうことがしばしばあります。
それに対して、「大したことはない」と思えるくらいの心の器を大きくするために必要なのが、「忍耐力」と言えます。
もちろん、我慢して付き合っていく必要はありませんが、絆を深められるかどうかはその「忍耐力」の有無で決まることが多いものなのです。
寛容さ
恋人に約束を破られたり、気に入らないことをされたときにこそ、重要になってくるのは「寛容さ」です。
相手に詰め寄ったり、傷つけるようなことを言ってしまわないために必要なの要素と言えます。
なにか気に入らないことがあった時、売り言葉に買い言葉で罵り合ってしまえば、信頼関係が壊れて一気に別れに発展してしまうでしょう。
しかし、寛容さを持って相手のことを考えてみれば、なぜそうしてしまったのかがきっと分かるはずです。
理解することができなかったとしても、寛容さがあれば建設的な話し合いをすることができるのです。
信頼感
相手のすることに対して、「自分は大切にされていない」と思うと、怒りを感じたり、寂しい気持ちになったりするもの。
そんなときに大切なのが、相手への「信頼感」です。
例えば、彼からLINEの返信がなかなかこなかったとします。
そんなとき、「私はおざなりにされている・・」と思うよりも、「彼はきっと忙しいのね」とか「何かあったのかな・・?」と考えれば、疑う気持ちが薄れるものです。
信頼感があれば、変にモメることがなくなるものです。
恋愛関係においては、まず相手を信じることで状況は好転するものなのです。
まとめ
いかがでしたか?
恋愛が長続きしない原因は、もちろん相手にある場合もありますが、まずは自分にも原因はないかどうか考える必要があります。
しっかり理解したうえで、どう改善すればいいのかじっくり考えて行動しましょう。
原因がわかれば対処法はいくらでもあるので、今回の記事で「当てはまってるなぁ」という部分があれば、少しずつ直していくことをおすすめします。
まずは自分に原因があるかもと気付けただけで大きな一歩を踏みだしたと言えます。
これから素敵な恋愛ができるように、積極的に改善してみましょう。