不倫がバレてしまった・・・
これは男女関係における最低最悪の修羅場の一つです。
その瞬間から全ての状況が180度ひっくり返ります。
不倫は相手の心を深く傷つけ、信頼関係にもヒビが入ってしまいます。
それでもどうにかして関係を修復したい!
なんとか相手に許してもらいたい!
そんな風に思い、関係を修復したい場合はどうしたらいいのでしょうか?
今日は不倫がバレた時に許してもらえる謝罪方法についてお話したいと思います。
目次
不倫された側の気持ち
まずは、不倫された側の気持ちについて整理してみましょう。
裏切られてショック
裏切られてショックを受けるという気持ちは大きなものがあります。
婚姻関係であるということは、相手を深く信頼していた証で、不倫をすることはその信頼を裏切ったことになるので、当然のことでしょう。
不倫されたことによってつらい気持ちを味わうことになるのは勿論のこと、人によっては精神的に不安定になることもあります。
不倫をした側は軽い気持ちだったのかもしれませんが、配偶者によっては心理的な負担がとても大きいことをまずきちんと理解しましょう。
また、夫を不倫によって裏切ってしまったという場合、配偶者(夫)はプライドが傷つけられたと感じることが多いでしょう。
妻を不倫によって裏切ってしまった場合は、配偶者(妻)は女としての自信を失ってしまうことが少なくありません。
相手を満足させることができなかったから不倫されてしまったのだと、自分自身を責めてしまうことになるのです。
生理的に嫌悪感を感じる
不倫した配偶者のことを生理的に受けれられなくなるというのも不倫された側によく見られる傾向でしょう。
この嫌悪感は主に、肉体面と精神面の2つからきています。
心理的な面からいうと、裏切られたショックから相手を信頼できなくなり、嫌悪感を抱くというパターンです。
不倫が発覚する前の信頼関係が深ければ深いほど、この嫌悪感は強くなる傾向にあります。
肉体的な面は、配偶者が別の異性と肉体関係を持ったことによって、相手の身体が不潔だと思えてくることでしょう。
このように、不潔だから生理的に受け入れられなくなるということになります。
嫌悪感のような生理的な反応は根が深い事が多いので、一般的にすぐに解消されることは難しいと言えるでしょう。
できれば許したい
本当に愛しているならば、許したい気持ちもきっとどこかにあるものです。
愛しているからこそ本当の意味で配偶者のことを心底嫌うことができず、できれば許したいと思う心理状態です。
また、相手が真摯に反省している姿を見せるのならば、許してあげたいという感情をもってしまうのが、人間だとも言えます。
不倫をする前に深い信頼関係や愛情があったことが前提ではありますが、このような前提をクリアしていれば真剣に謝罪を続けることで許してもらえることもあります。
真剣な気持ちがしっかりと伝われば、相手の気持ちも少しずつ変わっていく可能性もあるのです。
不倫がバレた時に許してもらえる謝り方
不倫がバレた時、あなたなら何を考えますか?
「やばい!」
「終わった・・・」
「許して欲しい」
もし、あなたが相手に不倫を許して欲しいと本気で思ったら、謝罪は必須です。
しかし、謝罪と言っても具体的にどんなことに注意して謝ればよいのでしょうか?
すぐに謝罪する
相手に不倫したことを謝ろうと思った場合、即座に行動に移しましょう。
時間が経過すればするほど、状況は悪化します。
相手の立場になってよく考えてみて下さい。
不倫が発覚したその時から、悲しみや怒りの感情が頭から離れない状態、いわば一触即発の大ピンチです。
そんな相手はあなたからの言葉をずっと待っているのです。
スピードは命です。
時間を空けずにすぐに謝りましょう。
正直に全てを話す
相手に謝罪しようと思ったら、正直に全てを話しましょう。
この時点では何も隠し事をしてはいけません。
よくあるのが、
「ここまではバレたけど、ここからはまだバレてない」
とか、
「まだ不倫じゃないと反論できる余地はある」
などと考えて、部分的に隠し事をする人がいます。
そんな人に一言
「それがバレたらどうしますか?」
相手に謝罪しようと思っているはずなのに、これではただの自己保身です。
甘い考えは捨てましょう。
正直に全てを話す覚悟があるからこそ、その気持が相手に伝わるのです。
相手は誠実さを求めているはずです。
言い訳をしない
不倫に対して謝罪している最中にはいろいろなやり取りがあると思います。
中には誤解されている事があるかもしれません。
しかし、決して言い訳をしてはいけません。
状況的には明らかに不倫をしたあなたに非があるのです。
ここであなたが何を言い返したとしても、相手にとっては言い訳にしか聞こえないのです。
まさに火に油を注ぐ行為に等しいので注意しましょう。
もし何か言い訳をしようしても、
「全部自分がいけないんでしょ?」
の一言で終わってしまいます。
関係を修復するのはますます困難になるでしょう。
不倫を認める
不倫に対しての謝罪は、まず不倫をしたという事実をしっかりと認めなければなりません。
言葉を濁して不倫じゃないという気持ちを匂わせようとしても、相手理解されることはないでしょう。
言葉を選んで最小限のダメージでやり過ごしたい気持ちは分かりますが、そのような態度では相手はとても許す気持ちにはなってくれないでしょう。
自分が不倫という過ちを犯したことを素直に認める真っ直ぐな気持ちこそが相手の傷ついた心に響くのです。
誠心誠意謝罪する
当たり前のことですが、相手に謝る以上とにかく気持ちを込め、誠意をもって謝罪することが大切です。
自分の言葉で素直に謝るのです。
気持ちの入っていない謝罪は逆効果です。
気持ちを込めて、誠心誠意謝ることで、相手にその思いを伝えることができるのです。
相手の目をしっかり見て、本当に申し訳なかったという気持ちを伝えましょう。
制裁を受ける
不倫に対して謝罪し、許してもらおうと思っているのであれば、覚悟を決めましょう。
場合によっては相手の家族や友人たちの前で謝罪することも必要です。
相手の周囲の人間の目の前でも謝るという、言わば制裁ような状況を受け入れ、謝罪し続けることで、あなたのまっすぐな気持ちが伝わりやすくなるのです。
屈辱的な思いをしてでも許してもらいたいという気持ちの方が強ければ、その思いは相手にしっかり響き渡ります。
不倫相手にも謝罪してもらう
あなたの不倫で傷ついた配偶者が、あなたの謝罪だけでは関係を修復してくれない場合は、他にどのような方法があるでしょうか?
もし、配偶者があなたの不倫相手にも謝ってほしいと謝罪を求めた場合、配偶者との関係を修復したいのであればきちんと応じましょう。
その場合は、配偶者を不倫相手に直接会わせて謝罪してもらう方法が一般的ではありますが、不倫相手の謝罪の意志を書面にて示してもらうケースもあります。
勿論、謝罪を受けるあなたの配偶者の側は、謝罪だけで精神的な苦痛が和らぐわけではありません。
ですので、それでもあなたの配偶者の気持ちが収まらないようであれば、次なる不倫の問題を解決する実質的なポイントは「慰謝料の支払い」となるでしょう。
相手の話を聞く
不倫で傷ついた相手は、あなたの話を聞きたいでしょうか?
それとも自分の話を聞いて欲しいでしょうか?
正解は後者です。
決して相手の話をさえぎって自分の話をしてはいけません。
自分の話を聞いてもらう前に、まずはしっかりと相手の話に耳を傾けましょう。
自分がどれだけ傷ついたか、悲しんだか、いろんな思いを伝えたいはずです。
まずは相手のことを考えて話をよく聞いてあげましょう。
その相手の言葉の中に二人の関係を修復するヒントがあるかもしれません。
感謝の気持ちを伝える
不倫を相手に謝罪している中で、少しでも許してくれそうな態度を見せてくれたときには、相手への感謝の気持ちを伝えてみましょう。
「許してくれてありがとう」
「信じてくれてありがとう」
自分にとって相手がどれだけ大切な人なのかも忘れずに、素直に感謝の気持ちを伝えましょう。
感謝されて嫌な気持ちになる人はいないはずです。
普段から「ありがとう」という感謝の気持ちを忘れてはいけません。
二度としないと誓う
不倫された側は疑心暗鬼になっています。
再び不倫されるのではないかと不安になったり、裏切られたトラウマで信用できなくなってしまうのです。
そのため、不倫した側はそのことについて謝るだけではなく、もう二度と不倫をしないと誓わなければいけません。
もう二度と不倫をしないという真剣な気持ちが配偶者に伝われば、安心してもらえるでしょう。
また、言葉だけではなく態度でもそのような姿勢をみせることが大事です。
もう絶対に不倫はしないと意思を根気強く示し続けることができるのならば、信頼は回復してゆくはずです。
やってはいけない謝り方
不倫がバレた時に謝罪する際、やってはいけないことがあります。
悪気はなくても、つい無意識でやってしまうこと多いので注意して下さい。
口答えをする
不倫が発覚した時、冷静でいられる人は少ないでしょう。
感情的になる人の方が圧倒的に多いはずです。
そんな時、相手にいろいろ問い詰められたり、感情をぶつけられたりした場合でも決して口答えをしてはいけません。
「だって」や「だけども」、「いやいや」、「そんなつもりは」
これらの言葉は使ってはいけません。
状況的に不倫がバレたわけですから、どんなことを言われようとも言葉を慎重に選ぶべきです。
口答えをすれば倍返し以上の仕打ちが返ってくるでしょう。
このような時には口答えせず、相手の話をよく聞き、聞かれたことに素直に答え、誠心誠意謝罪をすることが大切です。
反省していない態度をとる
言葉では謝っていたとしても、態度ではちっともそうは見えないことがあります。
例えば姿勢です。
手や足を組んでいたり、ソファにふんぞり返っていたり、相手からすれば感情を逆なでしているようなものです。
まっすぐに姿勢を正して、謝罪しましょう。
次にテレビを付けながら(見ながらももちろんNG)や、スマホをいじりながら謝られたらどんな気持ちになるでしょうか?
決して気分がいいとは思えませんよね?
テレビを見ながらや、スマホをいじりながら、手足を動かしながら他のことに気を取られた状態での謝罪は良くありません。
最後に適当に返事をするのもNGです。
「うんうん」や「わかった、わかった」、「ごめんごめん」など、その場しのぎの返事は相手に全く良い印象を与えません。
反省して相手に許してほしいという気持ちを態度で示しましょう。
逆ギレする
これは言語道断です。
男性でよくありがちですが、相手に勢いで押し通そうとするあまり、逆ギレする人がいます。
そんな人を相手は許したいと思うでしょうか?
そのような強引さは謝罪の場面において、人格を疑われかねない致命的な状況になりかねません。
逆ギレは絶対にしてはいけません。
まとめ
いかがでしたか?
もしあなたが不倫をしてそれがバレた時には、まずは心の底から謝罪することが大切です。
謝罪の限りを尽くし、自分のすべてを相手にさらけ出して、初めて相手に「許してあげよう」という気持ちが芽生えるのです。
不倫発覚からの関係修復は簡単ではありません。
しかしそれでもなお、相手との仲直りを望んで許してもらいたいと思う場合には、上記の点に注意して謝罪しましょう。
過ぎ去った時間は元には戻せませんが、これからやってくる未来は自分の手で変えることができます。
二人の関係を修復することは可能なのです。
不倫がバレた時には、相手がどんな気持ちなのか、どんな事を考えているのか、どんな事を望んでいるのか、など相手の気持ちをよく考えて慎重にそして丁寧に対応することが大切です。