絶対に公にはできない不倫の恋愛。
独身者同士の恋愛に比べると、どうしても不安定な付き合いになりがちです。
独身女性と恋愛している一見優位な立場にある既婚男性の側にも実は、相手の女性の気持ちに関係なく「終わらせようかな」と思う瞬間が訪れることがあるのです。
一度心が離れると再び戻ることは考えにくいのが不倫。
今日は、既婚男性が不倫を止めようと思う瞬間を3つの視点から検証しようと思います。
目次
不倫をやめようと思う状況
ではまず男性が置かれている状況から見ていきましょう。
奥さんにバレそうで不安
奥さんに不倫を疑われていることに感づくと、今の不倫関係はもう潮時かもしれないと考え始める男性は多いでしょう。
家庭を捨てるつもりのない既婚男性は、奥さんに不倫がバレそうになると途端に不倫をやめたいと思い始めます。
いずれ離婚したいと考えている男性でも、離婚が成立する前に不倫がバレると不利な条件で離婚することになるので一旦は不倫をやめたいと思うこともあります。
不倫がバレれば、修羅場は避けられません。
奥さんや子供を傷つけるだけでなく、両親や兄弟に迷惑をかける場合もありますし、高額な慰謝料を請求されて離婚問題に発展することもあります。
これらのリスクは不倫相手との別れを考えるほど、男性にとっては大きなことなのです。
家庭内で問題が起きた
家族内でトラブルが起きると、既婚男性の気持ちに変化が起きることがあります。
例えば奥さんや子供が精神的に不安定になったり病気になるなど、家族が協力しなくてはいけない状況になると、男性の気持ちに不倫をしていることへの罪悪感が芽生えてきます。
また、協力することで改めて家族を見直すきっかけができて、不倫を清算して家族に尽くそうと思い始める男性もいます。
しかし逆に家庭内のトラブルがきっかけで離婚へのスピードが早まったり、離婚への決意が固まったりすることもあるので、必ずしもトラブルが不倫の解消につながるわけではありません。
周囲の人の不倫がバレた
職場のや友人に不倫がバレて修羅場になっている人がいると、自分もバレる前に不倫を清算しなくてはと恐怖を感じ始める男性がいます。
今現在修羅場になっていなくても、不倫で後悔している男性の話を聞くと、その男性と同様の気持ちになります。
不倫が奥さんにバレると、慰謝料を払い子供と離れた上で養育費も払い、自宅を追い出されて孤独になる人がたくさんいます。
挙句の果てに、離婚した途端不倫相手が去っていくというケースも。
こんな散々な結果になった人の話を聞くと男性は現実を再確認して、不倫をやめようと思い始めるのです。
不倫をやめたい男性の心理
次に、不倫をやめたくなっている男性の心理について検証してみます。
やっぱり奥さんが好き
人は平凡な日常を繰り返していると、近くにいる人の良さが見えづらくなるものです。
夫婦という関係はまさにそれだと言えます。
不倫をする前は奥さんに対して特に良い感情がなくなっていた男性も、不倫をしたことで奥さんの良さを再確認することがあるのです。
不倫相手と過ごして罪悪感を抱えて帰宅した時に、奥さんが笑顔で迎えてくれると「自分はバカなことをした」と反省し愛情が蘇る、というようなシチュエーションも。
健気にご飯を作って待っていてくれる、不倫を知っていても気丈に振舞っている、自分の親に良くしてくれるなど、奥さんの良さを再確認した時、男性は不倫はやめようと反省するのです。
関係を維持することに疲れた
不倫をしたくなる男性の状況は皆それぞれ違います。
しかし実際に不倫を続けていくとなると大変なことがたくさんあるのです。
何が何でも隠し通さなければいけないプレッシャー、その状況で関係を維持してゆく大変さ、いつ誰に見つかるか分からない緊張感など、精神的にも肉体的にも疲れることがたくさん。
その結果、「隠れて恋愛することが面倒になった」「気持ちはあるけれど疲れた」という理由で別れを決断する男性が少なくないのです。
仕事に集中したくなった
男性にとって、仕事は人生の中で大きなウエイトを占めています。
不倫が始まって相手に夢中になっていても、仕事が上手く行かなくなったときや、逆に仕事で飛躍できるチャンスが巡ってきたときなどは、不倫をやめて仕事に集中したいと考えることが多いのです。
男性の脳は女性の脳とは違い、物事を同時進行させることに向いていません。
この性質には集中力を高く維持できるというメリットがある一方で、いくつかの問題が同時に起きたとき、バランスよく対応できないというデメリットがあります。
なので、人生において仕事の比重が重くなってくると、不倫にかけている時間や精神力が維持できなくなり、不倫関係を解消したくなるのです。
他の女性に目移りするようになった
不倫をする男性の中には、不倫自体にハマっている人もたくさんいます。
不倫相手を好きなのではなく、不倫が始まるときのドキドキ感や、セックスをするときの背徳感、バレないように行動するスリルなどが好きというようなタイプです。
このタイプの男性は最初は盛り上がるのですが、付き合いが長くなり慣れが出てくると、他の女性に目移りするようになることもしばしば。
新鮮な関係の方がドキドキしますし、よりスリルが味わえるからです。
このような男性の厄介なところは、恋愛も好きなので相手の女性が本気だと勘違いしやすい点だと言えます。
不倫相手を情熱的に求めるので、相手の女性は愛されていると誤解しやすいのです。
しかし実は不倫という行為が好きなだけなので、月日が経つと飽きが出てきて今の不倫関係をやめて他の女性とのスリルを求めるようになるのです。
女性側に見られる傾向
不倫をやめたくなる男性が付き合う、不倫の女性の傾向はおおまかに4通りあります。
独占欲が強くなった
不倫相手の独占欲が強くなり「いつ奥さんと離婚してくれるの？」「今日は帰らないで」などと言われるようになると、既婚男性は不倫をやめたいと思うようになります。
どんなに不倫相手のことが好きでも、その女性が自分の家庭を脅かすような存在になると、愛情を重く感じたり関係を深めることに尻込みしてしまうのです。
大多数の男性にとって不倫は一時的な恋愛ごっこでしかありません。
そもそも本当に既婚男性を自分のモノにしようと思って、不倫をスタートする独身女性は少ないのではないでしょうか。
もちろん不倫から本気で相手を好きになり、離婚して一緒になるカップルもたくさんいます。
しかし少なくとも恋愛が始まった当初は、奥さんと離婚することなど考えていない男性の方が遥かに多いもの。
不倫という関係は大抵勢いで始まってしまうケースが多いものなので、片方が先に本気になりすぎると上手くいかなくなることがほとんどなのです。
実際に離婚を迫ってくる
不倫はそもそも結婚を前提にした付き合いではありません。
むしろ結婚から遠く離れた恋愛といえます。
最初は割り切って始めた関係だったのに、気がつけば本当に相手を好きになってしまったとします。
そうなると、女性側から見れば相手に離婚してもらうという大きなハードルがあって、まずそれを乗り越える必要がでてきます。
しかし既婚男性にとって「不倫相手のために奥さんと離婚する」ことはよほど相手の女性を愛しているか、もしくは夫婦関係が破綻していないとできないくらいの大きな決断です。
人の道に外れた関係で妻と子どもを傷つけるなどということは、男として簡単に決められるものではありません。
男性としては、そんな困難に立ち向かうよりは、きれいサッパリ別れようと考え始めるのです。
メンタルが不安定
周りにバレずに関係を続けていくためには、相手の女性を信頼できることが重要と言えるでしょう。
最初は大丈夫と思っても、不倫は公にできない関係なので、心が休まるより悩む時間のほうが多いことが多々あります。
思い詰めてしまうと精神的に不安定になる女性は多くいます。
既婚男性が恐れるのは相手の女性がおかしな行動を取るのではないかと考える時です。
自殺をほのめかすような発言をされたり、ストーカーのように付きまとわれたりすると、不倫がバレるだけでなく女性を追い込んだ人間として自分が責めを負うことになります。
このような状態になると上手く別れることも難しくなるので、女性のメンタルが不安定になる予兆が見えた時、既婚男性が別れることを考えるのです。
他の男性の影が見えた時
したたかな女性の中には、不倫しながらまともに付き合える男性も探す、という人もいます。
要は、男性が「キープ」のように扱われることが嫌で別れを考えるパターンです。
もともと男性は独占欲の強い生き物です。
不倫であっても相手がほかの男性に気を取られるなんてことは、男としてのプライドが許しません。
「捨てられる前にこちらから捨てる」ことで少しでも立場を守りたいと思うものです。
不倫の関係ですので、相手の気持ちが離れても追いかけることは難しいのが現実。
独身の女性が独身の彼氏を探そうとするのはむしろまともなことなのですが、既婚男性はその姿を見て関係を終わらせようと思うことがあるのです。
まとめ
いかがでしたか？
今日は、既婚男性が不倫をやめたくなる理由について、3つの視点から検証してみました。
相手には家庭があるので不倫をやめる決意や少しでも考え始めているようならば関係を続けていくのは難しいと言えます。
彼が不倫をやめる決断をしたのならば、あなた自身も今の関係についてじっくり考えてみたほうがいいかもしれません。
こんな不倫の悩みありませんか？
・不倫相手と復縁したい
・不倫相手ともっと一緒にいたい
