結婚している男性には魅力的な人がたくさんいます。
むしろ魅力的だからこそ結婚に至っていると考えるのが自然かもしれません。
実は女性は一度は既婚男性に片思いをすると言われているのです。
意外かもしれませんが「既婚者を好きになってしまって、悩んでいる」という女性は多いのです。
「初めから既婚者だと分かっていれば好きにならなかった」なんて意地を張ってみても、好きになった後で諦めるのは容易な事ではありません。
既婚者との恋愛は本来なら叶わない恋であると同時に、仮に両想いになれたとしても不倫関係に陥ってしまうため、とても悩ましいものです。
誰かに相談するのも難しいので、1人で悩み続けてしまうでしょう。
そこで今日は、既婚者への片思いを断ち切る方法を徹底解説します。
目次
自分の気持ちと向き合ってみる
まずは冷静に自分の気持ちと向き合ってみましょう。
本気で相手のことが好きなのか、じっくり考えてみてください。
もし見ているだけで満足だったり、片思いでもいいと思えたりするなら、相手への思いは単なる「憧れ」かもしれません。
ただし、本気の「好き」と「憧れ」の違いは、「好きかもしれない」と思いはじめた頃は区別がつきづらいものであることを注意しましょう。
そして最も大事なことは、将来のあなたのこと。
既婚者である彼を好きになった今、将来はどうしたいですか?
「既婚者だからって嫌いになれない」という今の気持ちよりも、好きな人とどうなりたいのかを考えてみましょう。
厳しい現実と向き合えば勢いだけで突っ走らず、冷静な判断ができるはずです。
時間がかかっても良いので、しっかり自分の気持ちを整理しましょう。
すぐにやるべきこと
既婚者の彼への想いが泥沼にハマってしまう前に、まず最初にできることは次の3つです。
相手の連絡先を消す
思い切って相手の連絡先を消去しましょう。
連絡先が登録されたままだと、いくら「もう連絡しない!」と心に決めても、ちょっとしたきっかけでまた連絡をとってしまうものです。
そうなると相手への思いを消し去るのは、難しくなるでしょう。
好きな気持ちがあるうちは辛いかもしれませんが、時間がたてば彼のことも忘れて、新しい恋に向き合うこともできるはずです。
まずは物理的に彼と連絡をとれないようにして、あなたから距離を置きましょう。
仕事や趣味に没頭する
月並みではありますが、好きな気持ちを忘れるくらい仕事や趣味に没頭するのも、相手への思いを断ち切るには有効な方法です。
相手のことを考える暇がないくらい夢中になれることがあれば、自ずと彼への思いが薄れていく可能性がとても高いのです
また、忙しくなることで顔を合わせる時間や連絡をとる暇がなくなり、自然と物理的に距離ができるようになります。
彼への思いを断ち切るために、新しく習い事などをはじめてみると良いかもしれません。
新しい出会いを探す
新しい出会いを探す方法も良いでしょう。
女性の恋愛は一般的に「上書き保存」と言われます。
新しい恋をすれば、彼への思いも自ずと忘れることができます。
しかし、待っているだけでは出会いはやってきません。
合コンや街コン、手軽なマッチングアプリなどを活用して、自分から積極的に新しい出会いを探しましょう。
既婚者への片思いを断ち切るためにすること
いよいよ本題に入ります。
あなたにとってやりやすいことから始めてみてください。
普通の恋愛と不倫の恋愛を比べてみる
彼への思いは一旦置いておき、客観的に見るようにしてください。
そして普通の恋愛と不倫の恋愛を比べてみましょう。
少し考えただけでも、デートの頻度や内容、雰囲気だけを比べても違いは一目瞭然です。
「人目を避けて会わなければいけない」「手を繋いで歩けない」「いつも何かに警戒している」などは、不倫の恋愛を考えた時に容易に思い浮かぶでしょう。
あなたがそんなデートで幸せを感じることができるかどうかも一緒にイメージしてください。
もし相手が独身男性ならば、堂々と腕を組んで仲良くデートが出来ますし、友達カップルとのダブルデートをすることも可能です。
どちらが幸せかは言うまでもないと思います。
想像力が豊かになればその違いに気づき、自然と「もう諦めよう」という気持ちになるはずです。
世間の目について考えてみる
妻子持ちの男性を好きになることが、世間一般的に見てどういうものか考えてみましょう。
もし片思いが実って両想いになったとしても、そこからは始まるのは不倫の関係です。
不倫には絶対的に倫理的な問題が絡むので、きっとあなたは罪悪感と共に彼との関係を深めていくでしょう。
あなたのメンタルが強く、「誰かを傷つけても、私が愛しているなら構わない!」と思うのならば、止めません。
しかし不倫の関係に突き進んだ多くの女性は、後々倫理的な問題に悩み、次第に関係の解消について考えるようになります。
切ない片思いの成就は、世間に認められない恋だとまず念頭に置くことが大事です。
仮に、人に不倫について相談をしても嫌な顔をされるはずです。
「そんな人だと思わなかった」「人の家庭を壊して何も思わないの?」と軽蔑されてもおかしくありません。
罪悪感を持ちつつ不倫関係に突き進むには相当の覚悟が必要です。
倫理的な問題があると冷静に考えることが出来れば、「この恋は間違いだ」「素敵な男性に奥さんがいるのは当然のこと。私は諦めよう」と思うことができるでしょう。
誰にも明かせない恋であることを考えてみる
妻のいる男性に好意を持って不倫の関係になったことは、誰にも言うことが出来ません。
上記にもあるように、関係が深まり辛く切ない気持ちになった際も、誰かに慰めてもらったり相談に乗ってもらうことはできないのです。
既婚者へ好意を持っていることは、誰にも打ち明けることが出来ずに、きっと墓場まで持っていく秘密の恋になるでしょう。
女性は特に共感を求める性質があるので秘密を守ることが苦手です。
交際に発展して幸せなことを誰にも話せずにいるのはとても辛いことだと分かると思います。
「秘密の恋を続けることができるのか?」自分に問いかけてみましょう。
以上のことを想像すれば、不倫の恋愛を続けることの辛さを想像できるのではないでしょうか?
不倫のリスクを想像してみる
不倫によってもたらされる様々なリスクを想像してみてください。
ぱっと思いつくだけでも以下のリスクを挙げることができます。
- バレたら慰謝料を請求される
- 婚期を逃す
- 仕事を失うかもしれない
- 周囲から軽蔑される
彼との恋愛は、これらのリスクを負ってまでするほど価値のあることでしょうか?
このようなリスクがあったとしても、相手はあなたを選んで一緒に乗り越えてくれるでしょうか?
不倫中の女性の中には幸せな毎日を過ごしている人もいます。
しかし、一方では苦しさや不満を抱えながら交際を続けていたり、とんでもない修羅場に直面する女性が大半を占めます。
片思いを諦めるためには、できるだけ後者の体験談に触れてみましょう。
どんな修羅場に巻き込まれ、どんな苦境に陥るのでしょうか?
不倫は、本人たちがどれだけ気を付けていてもバレることがあります。
バレてしまうと、親も会社も巻き込んでの修羅場に発展してしまうのです。
裁判沙汰になることも珍しくありません。
仕事や財産を失った人が、不倫の修羅場について赤裸々に語っているネットコンテンツなどは無数に存在するものです。
「知ろう」という勇気を出し、思い切って調べてみることをおすすめします。
自分の立場と置き換えてみれば、「こんなことになりたくない」「自分の立場を守りたい」と思えるはずです。
親友に相談してみる
もしあなたに何でも話せる親友がいるのであれば、思い切りが必要ですが、相談してみるのも一つの方法です。
いつもあなたの立場に立って考えてくれる人、共感力が高く一緒に悩んでくれるような人でなければいけません。
きつい表現でもはっきりと言葉にする人であれば尚良いでしょう。
「私の好きな人は結婚しているんだ」「既婚者に片思いをしていてとても辛いの」と素直に告げましょう。
まだ不倫関係に発展しているわけではなく、好きになった気持ちの落としどころが分からない、という具合に話を聞いてもらうと適切な助言をもらえるかもしれません。
「既婚者を好きになったら不幸になる」「良いことなんて何一つない」「遊ばれて終わりだよ」などと言われると思いますが、最後まで話を聞きましょう。
しかし、こんな風にきつく言ってくれたとしたら、友人があなたに対して「幸せになって欲しい」「道を踏み外して欲しくない」と本気で思っている証拠です。
「嫌われてもいいから諦めさせないと」と思っているかもしれません。
あなたがそんな友人の気持ちを感じることが出来れば、大切な友人を傷つけてはいけないと思えて、既婚者の彼への片思いを諦めることができるでしょう。
あえて彼から家族の話を聞き出してみる
「奥さんはどんな人ですか?」「休日は家族でどこかお出かけですか?」など、彼に家族のことについて話を振ってみましょう。
場合によっては、彼の返答にあなたは辛い思いをするかもしれません。
しかし、辛さと同時に片思いをしている彼がいかに家族のことを愛しているのかを知ることができます。
でもそれは、あなたにとって誇れることでもあるのです。
あなたは、家族を愛して大事にするような男性を好きになったのだから、あなたには男性を見る目があるのです。
好きになったのが、家庭を顧みずに自分勝手な生き方をしている男性でなくて良かったと心の底から感じてみましょう。
あなたが思いを寄せる相手は、女性を虜にする魅力があるくらいに素敵で、あなたが恋に堕ちても仕方がない男性、そう考えて一歩引いた目線で自分を肯定してみましょう。
彼の幸せな家族の話は、最初はあなたをつらい気持ちにさせるかもしれません。
しかし彼から家族を愛していることを聞き出すことで、次に自分が恋をする相手は彼のような家族を大事にする人なのだと自分に念をかけるのです。
あなたの実らない片思いを無駄にすることはありません。
一つの経験として身につけてみましょう。
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まとめ
片思いは辛いものです。
しかも相手が既婚者であればなおのこと、悩んでしまうものです。
しかし既婚者と付き合ったとして、自分が本当に幸せになれるかを考えてみてください。
「◯歳までに結婚したい」「子供は◯人ほしい」など、自分が思い描く理想の未来は不倫相手と実現することができるでしょうか?
実現したとして、周囲は祝福してくれるでしょうか?
不倫関係が長期間続くケースが少なくありませんが、相手が家庭を捨てて自分を選んでくれる可能性は限りなく低いものです。
関係を長く続けた末に、気づいたら結婚や出産の適齢期を過ぎてしまった…ということも珍しくありません。
自分の将来を考えれば、自ずと不倫はやめたほうがいいという結論に達するでしょう。