「ある日突然、不倫相手に別れを告げられてしまった。」
「不倫だと割り切ってはいたけれど、どうしても心残りがある。」
「不倫相手となんとか復縁したい。」
不倫相手との別れはやはり心寂しくなってしまうものです。
その気持ちに耐えきれずなんとか元に戻りたい、復縁したいと思っている人は多いはず。
今日は不倫相手と復縁する方法についてお話したいと思います。
不倫相手と復縁することは可能です。
さらに言えば、そんなに難しいことではないのです。
復縁を望んでいるのであれば、この記事を参考にしてみてください。
目次
不倫のネガティブな側面
不倫相手と別れる理由とは何でしょうか?
一般的な恋愛の別れとは何が異なるのでしょうか?
この問いかけはとても重要なものとなります。
まずは不倫のネガティブな面を見ていきましょう。
限定的である
不倫とは既婚者が配偶者以外の異性と肉体関係(不貞行為)を持つことを言います。
相手は既婚者という立場上、行動に制限がある限定的な関係なのです。
これが不倫関係における大前提で、不倫に自由はありません。
相手は家に帰れば妻も子供もいます。
既婚者である以上家庭があるのです。
ですので仕事や家族と過ごす時間を確保して、その上不倫相手とデートする時間も確保するのは簡単なことではありません。
思っている以上にデートのタイミングは合わず、家庭の都合などで急な予定変更を強いられる場合も多いです。
関係を維持するために費やせる時間は、非常に限られているのです。
既婚者側が中心になる
当然ですが、不倫は当事者以外の誰に対しても秘密であるべきです。
バレたらすべてが終わります。
バレた瞬間から何もかも失い、周囲も当事者も傷つき、周りには誰もいなくなるでしょう。
想像以上の被害が出てしまうケースは少なくありません。
特に既婚者側は家族にバレないように細心の注意を払う必要があります。
必然的に既婚者側の都合が優先され、独身者は常にそれに合わせざるを得ない場合が多くなります。
不倫の関係とは既婚者が中心となって進んでいくものなのです。
既婚者側の事情に配慮せずに一方的に会いたい、一緒になりたいと求めるような不倫関係は長続きはせず、行く末は別れと破滅です。
あくまでも不倫は既婚者側が主導権を握って進めていく関係なのです。
不完全燃焼になりがち
不倫はバレてしまったら関係はそこで終了です。
また、当事者以外の様々な理由により不倫関係を続けることが困難になってしまった場合も別れを選択しなければなりません。
気持ちでは続けたくても、続けられない事情によって不完全燃焼のままフェードアウトせざるを得ないケースも多いのです。
配偶者にバレそうになったり、これ以上続けるとすべてを失いかねないという危機感を感じたら、もう関係を続けることはできません。
たとえ続けたとしても明るい未来はやってこないどころか、破滅への未来に突き進むことになるでしょう。
このように、突然状況が変わるのが不倫です。
二人の思いを差し置いて、外的な要因で突然別れを迎えてしまうケースは非常に多いのです。
予定通りにうまくいく不倫などないと肝に銘じましょう。
不倫関係が壊れる原因
このように、不倫には普通の恋愛とは違うネガティブな側面があるのです。
それでは次に、不倫関係が壊れる原因について考えてみましょう。
この理由を突き止めることができれば、復縁できる確率が一気に高くなります。
それを踏まえて復縁を目指せば、二人の距離は元通りになれる可能性が高いのです。
過去に戻ることはできませんが、過去の経験を活かして未来をより良くすることはできます。
以下に、不倫関係が終ってしまうよくある原因をまとめてみました。
罪悪感に耐えられなくなった
不倫は、一般的には非道徳的であり、社会悪とされています。
配偶者以外の異性と肉体関係を持つことは背信行為であり、後ろめたさを感じる人が多いのも事実です。
そして罪悪感とは、一度感じてしまうとその後ずっと残り、引きずってしまう傾向があるのです。
最初はノリと勢いで不倫をしたものの、徐々に後ろめたさが大きくなり、罪悪感が離れなくなってしまい、耐えられずに不倫相手と別れてしまうのです。
我を忘れる程熱く燃え上がってしまうのが不倫です。
しかし、それは非常に冷めやすいものです。
一瞬の隙を突かれて一気に罪悪感の波に飲み込まれてしまう人も少なくありません。
人間は結局のところ、自分の感情に正直な生き物なのです。
さらに、この罪悪感を増幅させる要素に、「周囲の目」があります。
一気に盛り上がり、一段落して落ち着くと、ふと我に返ることがあります。
「バレたらみんなに嫌われるかもしれない」
「不倫がバレたら周りの人間にどう見られるだろう」
「後ろ指を指されるのは嫌だ」
このように、自分が周囲からどう見られているのか気になり、臆病になります。
臆病になり不安を感じると、防衛本能で不倫相手との別れを考え始めるのです。
罪悪感は、自発的に出てくるよりも他者との関係の中で生まれてくる場合が多いのです。
そういう意味で、不倫は周囲の目は気にせず、当事者二人だけの世界で楽しむべき関係です。
決して第三者に介入されるような状況を作ってはいけません。
不倫がバレた、バレそうになった
非常に多いケースです。
不倫が家族にバレそうになり、危険を感じて別れを告げるパターンです。
バレてからでは遅いので、バレる前になんとか安全を確保しなければなりません。
このような状況では、不倫相手よりも家族を選ぶ場合がほとんどです。
緊急事態ですから、細かいことは考える余裕はありません。
緊急度が高いほど、急に不倫相手に別れを告げます。
不倫がバレそうになり、家族と不倫相手の二択を迫られたとして、不倫相手を選ぶということはほぼありません。
既婚者はもともと不倫とは割り切った関係と考えており、結局は家族の元へと戻っていくのです。
家族より不倫相手を選ぶというケースはないと考えるべきです。
不倫関係がバレそうになっても別れないでいることは、不倫相手にとってもあなたにとっても非常にリスクがあり危険です。
もしバレて証拠が出された場合は、配偶者から慰謝料を請求されることが考えられます。
まずは不倫相手と距離を置くことが大切です。
リスク回避を最優先に行動しましょう。
不倫相手との将来に絶望を感じた
不倫をしていくうちに、不倫相手との関係に明るい未来を感じることができなくなってしまうことがあります。
相手に家族がいる以上、離婚してもらわない限りは一緒になることはできないので、絶望してしまうのです。
しかし、現実的に考えてそう簡単に既婚者は家族を捨てることはできません。
このような状態を割り切って考えることができず、別れを切り出すこともあります。
このような考え方をすることは不倫をする上でナンセンスです。
不倫の関係で大事なのは「今」であって、「未来」ではありません。
不倫の関係においては今を充実させ、今を楽しむことが重要です。
人は理想と現実の乖離に失望してしまいがちです。
だからこそ不倫には理想や未来について考えないことが大事です。
鈍感で楽観的な方が不倫を楽しめるのです。
不倫は割り切って考えることが大切です。
面倒くさくなった
不倫は複雑な男女関係ですが、だからこそシンプルであるべきです。
不倫相手を思うあまり息苦しくさせてしまい、束縛してストレスを与えてしまうとすぐに別れの道へと進んでいきます。
不倫は、片方が面倒くささを感じたら一気に終焉へと向かっていくのです。
不倫相手に余計なプレッシャーやストレスを与えてはいけません。
ただでさえデリケートな関係なのですから、いともたやすく壊れてしまいます。
不倫という呪縛に囚われ、そこから抜け出せなくなるような事は避けなければなりません。
気持ちに余裕が持てない人は不倫をするべきではないのです。
不倫相手と復縁したいと思う時
不倫相手に別れを告げても、実際はそう簡単に気持ちを切り替えられるわけではありません。
当サイトの読者アンケートでは、不倫相手と別れた人の90%以上に復縁したいと思う時があるようです。
彼らはどんな時に不倫相手と復縁したいと思うのでしょうか?
セックスしたい時
不倫は基本的に肉体関係ありきの関係です。
それまで当たり前のようにセックスしていた相手と急に会わなくなったら、その性欲は行き場を失ってしまいます。
性欲が湧いてきたときにまた不倫相手とセックスしたいと思うのは当然でしょう。
人間の基本的欲求の一つである性欲は不倫関係において、大半を占められているでしょう。
性的に欲求不満になれば、本能的にまた相手を求めてしまうものなのです。
寂しい時
不倫相手に求めるものは、相手の肉体だけではありません。
そもそも、不倫している既婚者は配偶者とうまくコミュニケーションが取れていないことが非常に多いです。
配偶者には話せないようなことでも不倫相手には話すことができて、そのようなコミュニケーションで心の隙間を埋めたいと思っています。
不倫している既婚者は甘えたい人が多いのです。
- 愚痴、趣味の話などの雑談のできる相手
- 甘えさせてくれる相手
不倫相手には、このような人物像よく求められます。
寂しいという感情だけで不倫関係にハマってしまう既婚者は現実的に非常に多いです。
「今更妻にこんな感情を見せるのは恥ずかしい」という恥の心境もあいまって、別の異性に甘えようとするのです。
不倫相手にはこのような気持ちの拠り所を求める人が多いです。
別れた相手を思い出した時
不倫相手と別れを告げた瞬間は、誰もがある程度の覚悟を決めているでしょう。
しかし、時間が経つにつれ、気持ちが揺らぐことはいくらでもあります。
共に過ごした時間は、お互いを満たし合っていたはずです。
いくら忘れようとしても思い出してしまうのは仕方ありません。
「あの時は楽しかった」「もう一度あの時に戻りたい」など、別れを告げた方でも一度は振り返ってしまうはずです。
時間の経過とともに不倫相手との別れを後悔する人は少なくありません。
別れてから改めて不倫相手の大切さに気づき、復縁したいと思うのです。
復縁までのプロセス
以上のことを踏まえて、改めて不倫相手と復縁する方法をいくつかのプロセスに分けて説明します。
大切なのは感情的にならず、冷静に確実に手順を踏むことです。
復縁したいという願いを叶えるためにも、まずは「別れたという現実」を受け止めましょう。
ネガティブになるのではなく、幸せを取り戻すために事実を受け入れて前を向くのです。
素直さがあればきっと報われるはずです。
1. 冷却期間をおく
普通の恋愛についても言えることですが、別れてから数日~数週間は気持ちが落ち着かず、冷静に考えることはできないものです。
別れた直後はあなたに対するマイナスイメージが強い状態です。
このようなタイミングではたとえ復縁したいアピールをしても相手の心には届かないと思っておいたほうがよいでしょう。
まずは冷却期間をおいてあなたに対する悪い印象を薄れさせましょう。
また、冷却期間に別れた原因を突き止めて、自分の悪いところを改めれば相手と復縁できる可能性も高まります。
ですので、冷却期間を設けなければ相手に復縁したいと思ってもらうこともできませんし、たとえ復縁できてもまた長続きしない可能性が高いのです。
しかし不倫関係の場合は、相手の配偶者にバレそうになったなどの、あなたにはどうしようもない理由で別れることもあるでしょう。
そのような場合には、状況が落ち着くまで半年以上の長い冷却期間をたっぷりと設けることが必要となるでしょう。
2. 不倫相手と連絡を取る
最初は軽い連絡から始めましょう。
「久しぶり」
「元気?」
「最近何してる?」
など、いたってシンプルなもので構いません。
内容は重要ではありません。
大事なのは「相手と連絡が取れる状態にすること」です。
そして返事を返しやすい連絡をしましょう。
これだけ押さえておけばまずはOKです。
ただし、返事が来ないからと言ってしつこく連絡してはいけません。
連絡を取るタイミングですが、くれぐれも別れた直後は避けましょう。
最低でも別れてから3ヶ月は時間を空けて連絡するべきです。
オススメは6ヶ月位です。
別れてからある程度時間が経過していないと、別れた時の感情を引きずって復縁に悪影響が出てしまいます。
別れてから十分な冷却期間を取ることで、相手もあなたも冷静さを取り戻して気持ち新たに前向きなアプローチができるようになります。
3. 不倫相手と距離を縮める
あまりしつこくならないように注意しましょう。
以下のポイントを押さえておきましょう。
- 相手のペースに合わせる
- 相手の情報(状況)を聞き出す
- 距離は慎重に縮める
急な関係修復は逆効果です。
まずは相手のペースを掴むことが大切です。
相手がどのタイミングなら連絡しやすいか、どうしたらメールやLINEを見てくれるか探りましょう。
そして、相手の現在の状況を聞き出しましょう。
家庭の状況は安定しているか、仕事は順調なのか、何か不満を抱いていないのか、なぞ情報は多ければ多いほど良いです。
不倫相手の話をよく聞き、まずは良き相談相手になりましょう。
関係を始めた時のことを思い出して見ましょう。
またそれと同じように関係を始めるのです。
ポイントは「相手にとって自分が常に味方だと認識させること」です。
あなたは相手にとって必要不可欠な存在(精神的な支え)になります。
そうすることで、不倫相手はまたあなたを信頼して頼ってくるようになります。
そして、ここからは徐々に距離を縮めましょう。
相手のペースを掴み、現状を把握したあなたは何をすれば良いでしょうか?
答えは簡単です。
「相手が求める自分を与える」のです。
相手が話を聞いてほしければ聞いてあげましょう。
相手が何かアドバイスを求めていれば助言してあげましょう。
相手が助けを求めていれば手を差し伸べてあげましょう。
こんな単純なこと分かっている、と思っているあなた。
不倫相手と別れる前にこのようなことを考えて実際に行動していましたか?
相手のことを思いやるとはこういう事を言うのです。
こうすることで相手はどんどんあなたの方に近づいてきます。
4. デートする関係に戻す
ここまできたらデートする関係に戻すのは難しくありません。
相手からお誘いが来る可能性も十分にあります。
これまでは相手のペースに合わせてきていましたが、ここからはあなたのペースも受け入れられるはずです。
しかし、ここでも焦ってはいけません。
これまで上記の手順で時間をかけてきたあなたは、デートする関係に戻るタイミングを自分で理解しているはずです。
このタイミングはあなた自身が決めましょう。
難しいことではありません。
あなた自身の直感を信じてください。
二人の自然なやり取りの中で決めましょう。
結果を追い求めるのではなく、不倫相手と復縁することを目標に着実に手順を踏んできたわけですから、以前より相手の事を受け入れ、理解できているはずです。
逆に相手からすると、あなたに対して以前にはなかった魅力を感じ、別れる前よりも深い信頼と好意を抱いているのです。
ここまでくれば不倫相手との念願の復縁はもう目の前です。
これまで地道に温めてきたあなたの努力が報われるのです。
不倫相手はあなたのその笑顔を心待ちにしているでしょう。
不倫相手と復縁する際の注意点
気をつけるべき点についてまとめました。
離婚を迫らない
デートする関係に戻れた後も気を抜いてはいけません。
そもそも二人が別れてしまった原因が何なのかを理解し、それを活かす必要があります。
実際のところ、不倫相手と別れた原因に「結婚を迫られたことがプレッシャーになり、めんどくさくなった」というものが非常に多いです。
言われる側としては非常にその言葉が重くのしかかり、一気に冷めてしまうのです。
不倫相手に離婚を迫ることは、相手にとってはただのプレッシャーであり、ストレスにしかなりません。
そういう意味では、不倫相手とは割り切った関係でいることが大切です。
そして、相手が望んでいる関係になることで、二人は自然とそばにいることになります。
先のことはどうなるか分かりません。
今、この瞬間に一緒にいられるだけでも幸せなのだということを噛み締めてください。
欲張ってはいけません。
不倫相手にプレッシャーを与えるようなことは避けましょう。
離婚や結婚について話す
これは、あなたと相手がどのような思いで不倫関係を復縁するのかにもよりますが、不倫相手と安心して恋愛をしたいのであれば、逆に、あらためて離婚や結婚について話しておくのもいいでしょう。
奥さんとはいつまでに離婚するのかをはっきり明確にすることによって、意思確認ができます。
もしも、この話題について濁されたり離婚はしないと言われたのならば、彼との将来を諦めるか、不倫の関係を続けるのかをきちんと考えた方がいいでしょう。
家族を最優先させる
不倫相手の家族の話が出てきても、不機嫌な態度をとってはいけません。
むしろ、暖かく見守るぐらいの心の余裕を持ちましょう。
不倫相手の家族との時間を充実させることができれば、あなたと過ごす時間もより楽しくなるのです。
逆に言うと、どうすれば相手があなたと楽しい時間を過ごせるのかを考えるのです。
その点で、不倫相手の家族を最優先させれば彼は精神的に安定し、二人の関係はよりポジティブなものになるでしょう
おまけ
復縁のアプローチを始めるのに、ベストなタイミングがあります。
当サイト「不倫ライブラリー」の読者(不倫経験者)の実体験に基づくデータによると、
- 仕事のミスなどで落ち込んでいる時
- 家族と揉めている時
- 悲しい出来事が起きた時
が狙い目です。
感情的にマイナスになるタイミングです。
不倫相手が落ち込んでいる時や悲しんでいる時にそばにいてあげられるのは誰ですか?
それはあなたです。
相手を思いやり、理解しようと努力してきたあなたしかいないのです。
相手はそんなあなたを求めています。
まとめ
いかがでしたか?
不倫相手との別れには理由があります。
また、別れた後に別れを告げた側が復縁を願うケースも案外多いのです。
不倫相手と復縁するには、まず、相手にとって都合の良い状況を作りましょう。
それが復縁できる最短の道筋になります。
最初は相手のペースに合わせて寄り添い、相手のことを精神的に支えてあげる存在になるのです。
そこから徐々に自分のペースに持っていくことで、以前よりも強固な信頼関係を築いていきましょう。
大事なのは復縁して「元の関係に戻る」のではなく、「より良い関係を築き上げる」ということです。
一時の別れは精神的に辛いかもしれません。
しかし、復縁する方法もその可能性も十分にあるということを覚えておいてください。
悲観的になる気持ちも分かりますが、実際は不倫相手と復縁できる確率は非常に高いのです。
今の自分と不倫相手との距離感や関係性を冷静に分析して、ひとつずつ丁寧に積み上げていくことが大切です。